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朝の天照社 145/365

須佐神社の摂社、天照社は須佐神社と向かい合うように立っています。

天照社は西を向きに建てられているので、朝は朝日を背負う形になります。

まさにアマテラスオオミカミ。

朝の天照社の神々しさは素晴らしいです。

須佐神社の摂社、天照社は数年前に社殿が新しくなり、参道も整備されました。
それまでは、少し奥の方に引っ込んでいる感じで、実際に須佐神社に行っても、天照社には足を運ばない人もいた様です。
確かに、あまり前面に出されていませんでした。

しかし、年々、新しく開かれる感じになっていて、新しい時代を感じさせてくれます。
今年の4月から新しく天照社の御朱印も出来ました。

そして、民泊ではこんなコーヒーを販売しています!


スサノオとアマテラスの統合

これが民泊すさのわのテーマです。

これは単に神様の統合の話ではなく、わたしたちひとりひとりの精神や心のことです。

今は少なくともわたしたちの周りでは、大きな紛争は起こっていません。
平和といえば平和です。

しかし、意識の上ではどうでしょう?

わたしたちの心はいつも何かに、引きちぎられ、意識戦争のようなものは常に起こっているのではないでしょうか?

普段は忙しく、自分の意識がどんな状態にあるのか、なかなか見つめる時間もないと思います。

しかし、これから特に大切になるのは、意識や精神のことです。

自分の中にある葛藤に気が付いたり、矛盾に気が付いたり・・・

そういったことに気がつくことによって、世界の見え方が変わり、それが結局世界の変容となるはずです。

もう、政治や法律、情報技術で世界を治めることなんて出来ないと気がつく時代になったのではないでしょうか?

外側に法や規律を求めても、いつまでも分離が続くだけです。

年々、明るく綺麗になっていく天照社を見ていると、分離から統合へ向かうメッセージなのだと確信します。

スサノオとアマテラスは「誓約(うけい)」という神話の中で、お互いの潔白を証明し合う儀式を行います。

この神話の情景は須佐神社の建てられ方そのもので、この場所は統合というメッセージをずっと携えていたと思います。

天照社


須佐神社と天照社の参道が出会う場所


自分自身を見つめるためには、自己との対話が必要です。

スサノオ側、アマテラス側、両方から自分を見つめ、その絡まった糸を解いていく。そんなメッセージを須佐神社から感じます。

そして、今は気候も程よく、須佐の大自然を満喫するにも良い時期です。

是非、朝の天照社を体験しにきてみて下さい!