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他人の真似では、うまくいかなくなった

今までの時代はうまくいった人のやり方や考え方を学び、それを自分に取り入れて、成果を出すことが出来た。

法則のようなものがあって、その流れを知っておけば、段階を踏んで、ある意味成功できる時代だった。

でも、その時代がここ数年、どんどん崩れてきている。

成功するために、やりたいことを紙にかいて毎日唱える。
成功するために、朝早起きをする。
成功するために、〇〇をする・・・

たくさんの法則があって、僕自身も色々試したことがあった。
少し前までは確かにそういったことで、うまくいくことがあったように思う。

しかし、今は全く違った様相になった気がする。

それはそもそもの成功の定義が揺らいできているということもある。
社会的な成功、金銭的な成功というものへの関心が下がってきているとも言える。

では、今、何が起きているのか?

これまでの時代との大きな違いは、感覚的には「ひとりひと宇宙化」というような現象が起きているように思う。

この広い世界の中で、どういう立ち位置になるのか?どういう存在になるのか?というより、私の世界とはどういう世界なのか?私とはどういう宇宙の表れなのか?ということを一人一人が意識し始めている。

だから、外にあるものにいかに自分を合わせていくのか?
ではなくて、内にあるものをどう表現できるのか?

という在り方に変わってきた。

内側、内的世界、心情、内なる宇宙・・・言い方は色々あるが、そこにフォーカスを当てていくことが、これからの時代、益々に大切になる。

そこへ向かっていく上では、これまで重宝できた他人の真似は邪魔になってしまう。
そこに他人のフィルターをかけてしまうと、いつまで経っても、内とつながれない。

僕自身は自分自身が本当に納得いっているのか?を色々なことの指標にしている。
宿、カフェの運営はこの場所にご縁があった方に、この場所の素晴らしさをただただ感じていただきたいという思いでやっている。

すさのわは須佐神社と摂社である天照社の真ん中に位置する。
ある意味、スサノオとアマテラスが出会う場所だ。
こんな特別な場所って、他にないんじゃない!!って思った初期衝動が今の今まで続いている。

具体的には日々、掃除、整理整頓。とにかくできるだけピカピカにしたい。
元々はただの古民家だった建物をリノベーションして使っているので、やはり日頃のメンテナンスがとても重要なのだ。

この日々の建物管理が、僕にとって思わぬ効果を生んだ!!

何度もここで紹介している一冊の本。

この本も裏庭の整備中に降ってきたインスピレーションをもとに書いている。
そして、今も建物の掃除や整頓をしていると・・・「これを書きなさい!」「あれを書きなさい!」というようにメッセージが降ってくる。

不思議で仕方がないのだけれど、そういう感覚がずっと続いている。

これは自分自身の経験からそうなったもの。
決して誰かの真似をした訳ではない。

だから、他の人にこうするといい、とも言えない。

きっとこれは「僕が何かにつながる」為のルーティンなのだと思う。

こことつながれば強い。

「ひとりひと宇宙化」はこれからどんどん加速していくだろう。

どんな世界を描きたいのか?

私の宇宙とはどんな世界なのか?

それを描くことがとても重要になる。

内側から世界を覗き、内側から宇宙を創造する。

古い宇宙を捨て、新しい宇宙へ旅立つとき。

もう始まっている。