【2分で謎解きレビュー】WEST CODE第四弾（2022年版）「西武謎道中」（西武線謎解き）
西武鉄道沿線を舞台に、電車に乗って巡る街歩き系の謎解き。人気シリーズの第四弾は、今までよりさらにパワーアップした満足度の高い内容でした。
《プレイ情報》
特徴：
・西武線を巡る人気の謎解きシリーズ「WEST CODE」第4弾
・無料と思えないボリュームと質、ギミック満載の暗号解読風の謎解き
・今回の謎解きの為に販売された一日乗車券で交通費もお得に
謎解き難易度：★★★★☆
プレイスタイル：周遊・探索型（街歩き、電車系）
所要時間：4時間～
キット販売料金（税込）：無料（別途、交通費）
※一日乗車券（税込）：大人1,000円、小人500円
キット配布場所：
・西武鉄道各駅（小竹向原駅を除く）
・WEB配布（PDF版）
※PDF版は印刷・製本する必要があります
プレイ可能期間：
2022年04月28日 (木)～ 2022年09月4日(日)
公式サイト：WEST CODE第四弾 西武謎道中 ～消えた若殿と謎の置き手紙～ ｜西武線沿線で出来るリアル宝探し - HUNTERS VILLAGE
西武線を舞台に、暗号解読風の謎解きが特徴的な「WEST CODE」シリーズも今回で第四弾。
不肖の息子を探すため、殿と家来が連れだって旅するストーリーで、ポップな冊子デザインは軽快で親しみやすく、親子プレイにも向いているかもしれません。
但し、謎解き問題は、決して易しくない印象でした。問題冊子を折ったり重ねたりする、作業系のアナログ問題も豊富に出題。シンプルなデザインの問題冊子からは想像できない、工夫に富んだギミック（トリック）で、ひらめきが刺激されました。
今回、過去シリーズから変更された点も多く、整理すると次のようになります。
・西武新宿線、西武池袋線2つのコース分け無し
・探索範囲は、西武鉄道沿線の全域
※池袋や新宿から、電車で片道50～60分範囲
・親しみやすいビジュアルやストーリー（今回は時代劇風）
コース分けがなくなったことで、問題の繋がりに統一感が出て、コース間を移動する手間もなくなり、一日でプレイしやすくなったと感じました。
また、少し硬派な印象のあった世界感からは一転。軽妙な語り口になったストーリーには、賛否あるかもしれませんが、私は十分に楽しむことができました。軽妙な語り口からは想像していなかった意外性のある結末を迎える内容で、よく考えられているな～と思いました。
街歩きの探索では、今までにないスポットが選ばれていたり、新鮮な印象のある問題作りやクリア後の後日譚（エンディング後にさらに続く謎解き）など、制作側の力の注ぎ込みが感じられる内容で、とても満足度の高いプレイをすることができました。
街歩き系謎解きでは、その土地のグルメも楽しみのひとつ
※気になる方は「ゴール駅名」＋「欧風カレー」で検索してみてください
謎解きゲームに少し慣れてきた初～中級者の腕試しや、恋人同士の謎解きデートにも最適な内容だったと思います。
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※今回の謎解きのために販売された一日乗車券の情報など、より詳しい内容は、次のリンク先の、レビュー記事もご活用ください
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