#4 後悔した時とそのリカバリーについて
1.一番の後悔は「何もしなかった時」
みなさんは後悔する時ってどんなことを想定するだろうか?
部活で負けたこと?恋愛でフラれたこと?受験に失敗したこと?仕事で大ヘマかましたこと…?
色々挙げたらキリがないが、自分が断言できるのは「何もしなかったこと」にものすごい後悔を抱く。
何かに直面した時どうしようか、問題解決する困難から逃れて何もしない。あの人と人間関係修復するためにどうしようか、解決が難しそうだからにげる、何もしない。
あの時失敗してしまったからどうリカバリーしようか、立ち直れず何もしない。
そう、人は行動経験して「失敗」した数だけ大きくなるし、経験値としてチリが積もり山となる。マイナスからゼロになり、プラスになる。
反対に「何もしない」を選択すればゼロはゼロのままだし、マイナスはマイナス以上をいかない。
そう、失敗した時の後悔よりも「何もしなかった時の後悔」の方が強い。よく言われる格言だが、本当にその通りだと思う。
2.後悔しても一銭も入ってこない
自分は20〜30代にかけて何もしない時間・やりたいことあるのに困難を恐れて何もアクションしなかった時間・人生で岐路に立たされている時どっちの道を行こうか悩み病みまくり、何もしなかった時間が膨大にある。
年月で計算したところそれが5年〜6年9ヶ月ある。
学生時代に日本・世界放浪するために休学するか、大学院に行こうかで悩み、何のアクションも起こさなかった時期。
友達と事業起こしたものの失敗し、友達に逃げられ自分も事業撤退して本当のやりたいことに突き進むか、このまま事業を進めるかで悩んだ時期。
悩んだまま会社の仕事で失敗し、人間関係もうまく行かず、全てがうまく行かない時期。
自分のやりたい方向に目を向いてアクション素直に起こせば良いのに、有る事無い事心配して何もしない時期を作ったこと。これが何よりも自分の人生においての痛手だったと実感している。
やりたいことあれば素直にやればよかったのに。本当に自分の進みたい道やあり方は自分でもわかっていただろうに。人の目を気にして恐れて何もしなかった自分、といった感情や事実が、後世の自分に大きな負債としてのしかかる。
自分が今考えているのは、「とはいえ過去と他人、周りは変えられない」ということ。やらなかったこと・できなかったことは今からやればいい。
今までやらなかった分、これからの5年〜6年9ヶ月を人の2倍、3倍生きるという前提で生きていけば良い。そう、リカバリーはいくらでもいけるのだ。
ただ、元気でいれる時期・若いと言われる時期にはやはり限界がある。やるなら早いに越したことはない。
そのやる時期はいつかといったら、「今でしょ」。
そういうことだ。
ただ、過去の埋め合わせで今を生きるのではどことなくマイナス感情が付きまとう。さほどモチベーションは上がらない。
未来から時間は流れている。自分が設定する未来で、自分がどうなっていたいか?そこから逆算して今を生きよう。
そして、人の3倍、4倍のタスク量と課題を積みまして全力で生きるのだ。
もちろん、ガス欠にならない程度にメリハリ持って。