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(我が家の)小学1年生・夏休みの宿題の覚書

個人的に覚えておきたいと思ったので書いておきます。

ごく一般的な公立小学校の1年生。夏休みの宿題は、こんな感じでした。

<必須課題>
①約20ページくらいのドリル、プリント数枚
②絵日記 1枚
③持ち帰った植物の観察記録(花が咲いた、実がついた、枯れた、などを絵と文で描く)2枚
④音読 20日分

<任意課題(配布物などはあるが取り組むかは自由)>
・読書感想文
・自由研究
・読んだ本の記録シート
・毎日1行日記
・ラジオ体操カード

さて、どうやって取り組むか?

①子どもに任せるかどうか

子どもに全部任せて、「宿題はやったの?」と聞くスタイルもありだと思います。私自身はそういう育ち方をしております。

が、
・(個人的な感覚では)昔こんなにたくさん宿題なかったよ…。
・「一日にまとめてやっちゃえばいーよ」より「毎日ちょろちょろやろう」の癖がついた方が、多分、色々と楽ちん。
・うちの子どもの性格上、全部任せるとたぶん面白いことになる。

と判断したので、貰った宿題を1枚の表になるようリストアップして、チェック欄をつくり、何がどれだけ残っているか分かるようにしました。
(ドリルなら1ページ、音読なら取り組んだ時にチェックをいれる感じ)

ちなみに、とてもカシコイ大人であるような顔をしたワタクシ、極めて雑な人間なので、ドリルのページ数を間違えてカウントしており、チェック表が足りなくなる事態が中盤に発生しました。…ごめん!

②取り組むペース、自由課題について

こちらについては子どもに検討して貰いました。
結果、
・ドリルなどは基本的に1日1ページずつ。
・絵日記は、予定されている旅行などが終わり次第。
・読書感想文などの自由課題の取り組みは、ほぼゼロ(一部つまみ食い)。
という判断になりました。

余談ですが読書感想文。私自身に苦い?思い出があります。小学1年生の時、私は書き方が分からなくて泣きました。大人しくて本を読むのが大好きな子どもだったのに、『読書感想文』というものが理解できず、親からは「感想を書くのよ」と言われ大混乱。最終的に泣いてました。

なので、自分と似た国語能力を見せている我が子に対しても「今年?書く気はない?いいよいいよ全然いいよ。むしろ書くな~♪」と思いました。絶対、「何書けばいいの?!」ってなるから。本人が書きたいと言えば、テンプレートなりなんなりで説明せねばと思っていたので、負荷が減ってありがたい。

結果的にどうなったか

①ほぼ毎日取り組んだ

自分の経験から言うと、「ドリルを1日で終わらせちゃう」ってならないのが驚きました。(ドリルを1日でやるというのも戦略として良いし、集中力もあってスゴイことですが、先に記述した通り、今の我が家は【毎日コツコツ】に重きを置いております)

なお、これにはタネとシカケがあります。
我が家は、親子揃ってゲームが大好きなんですが、子どもに対しては「やるべきこと(宿題等)が終わってから、一日最大1時間、Switchをやることができる」というシステムが導入されていました。多分、年長の最後くらいから。

なので、正確には「パパッとチャチャッと毎日ちょっとやる」が「夏休みの間も継続できた」という感じです。

後、学校に対してセンキュー!と言いたいのが音読ですね。昔はなかったですよね、多分。音読って「三回読んだから三日分ね!」的なショートカット方法、親が了承しないと成り立ちません。サインでばれるから。(※自分でサインできる技術、あるいは度胸を持っているお子さんを除きます)

なので、「夏休みの音読・まとめてやっちゃえは通用しない」=「毎日やらないと指定回数は達成できない」=「どうせ毎日やるんだから、他の課題もちょっとずつやる」に繋がったようです。いいね。一気にやるってスゴイけれど、苦手な単元ができたり、難化した時がしんどいと思うので。

なお、「うちの子、何を言っても全然やらないわ…」とママ友が嘆いていたので、この辺は、本当にお子さんの性格+親の判断になりますね。繰り返しになりますが、毎日ちゃんとコツコツができないからダメってことはないと思います。

うちは今のところ「先生に怒られるのはいやだ」と「良い成績などをゲットできて褒められるのは嬉しい」が原動力の一つになっているので。(前述のママ友のお子さんは、先生に怒られても全然怖がっていないそうです。めっちゃ怖いと評判の先生なのに…!)

②絵日記でつまずいた

きた!やっぱりきた!

先ほど「私自身は小1の読書感想文で泣いた」という余談を書きましたが、うちの子は絵日記でした。何らかのイラストと文章を書く宿題。実に簡単そうに見えるものの、枠線だけ印刷された紙と共に『絵日記の書き方テンプレート』なるものがありまして、じゃあこれに沿ってやってみようか、となったわけですが。

「〇〇に行きました。××をして、□□と思いました」という流れに落とし込んだ記述がなかなか出てこなかったのです。

例えば、
「プールに行きました。水が冷たくて、きもちよかったです」
「おじいちゃん、おばあちゃんの家に行きました。駅から歩いたら、暑くて、疲れました」
「かき氷を食べた。べろが青くなって、面白かった」
みたいな奴です。

読書は好きだし、書くことも好きだし、Z会の国語で出てくる作文とか、さほどは苦労したことはない子なので、「おお、それでも詰まる! やっぱり来たか!」と思いました。分かる、分かるよー!

・テンプレートに従う意味が分からない
・自分の文章が、テンプレートに合致していないという指摘が分からない(どこが?なんで?)
・なんか頑張って書いたのにダメだしされて悲しい、いやだ

我が子の場合、具体的には、「事象の説明→自分の感情の説明」というのがピンとこなかったです。おしゃべりな人なので、普通に喋っている時は全然できているのに、文章としてアウトプットしようとすると詰まっちゃう。実に興味深い。

ちなみに、せっかくの機会だからと思って我が家はテンプレをしっかり使いましたが、絶対に従うべき、ではないはず。

あまりよくない作文としてあげられがちな、「動物園に行きました。キリンを見ました。ゾウを見ました」みたいに、事象の羅列になりがちですが、1年生ならこれでも十分に頑張っていると私個人は思います。だって半年前は文字すら知らなかったかもしれないのに、この進捗ですよ。凄いです6~7歳。

③雑にやるとかそれなりに

夏休みと言えば…な、自由課題系。「自由研究も読書感想文もやらない」と即決してくれて助かりました。まだその土壌が全然できていませんゆえ。

他の、ラジオ体操とか読書とかは、ほんのちょっと気が向いたらやるって感じでした。「やる?」って声はちょっとかけて、後は放置。最終週になって「任意だから面倒くさくてやってなかったけれど、実はやらなきゃならないやつだった!」とか言い出したので、やっぱり我が子に自己管理はまだ厳しいよなあと思うなどしました。(自分の初期のミスは、全力で棚にあげつつ)

そんなこんなで。

大体30年ぶりに触れる小学校の勉強。実に興味深いと思っているので、今回は記録しておきたいな~と思って書きました。

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