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自己肯定感の正体

🟡自己肯定感は最近作られた言葉

1994年に高垣忠一郎によって提唱された。
没個性化(不登校・無気力・自殺などの根底にある、自己・個・人格・生きる意欲の喪失化)が生じていた子どもの状態を説明する用語として「自己肯定感」を用いている。

wikipedia

つまり教育現場からフワッと出てきた
些か大人によって作られた
都合のいい言葉のように感じる。

🟡仏教で自己は肯定するものではない

仏教においてブッタは
『自分に自信を持て、自己肯定感を持て』とは
一ミリも言わないらしい。

自己において高めていくのは
肯定感ではなく明確さである

大愚和尚の一問一答

🟡自分はどうありたいのか

単刀直入にいってしまえばこれである。
自分はどういう人間でありたいのか。
これを自分と向き合い続けて自問自答する。

🟡人はかんたんに惑わされる

人間はとても感情的な生き物だと思う。
数字や権力、環境で
あっという間に態度や生き方を変える。

もちろん適応するということは
生き物にとって素晴らしい機能だ。
回避することで生き延びる場面もある。

でも、それって自分じゃなくてもええやん。
他人でもええやん。
自分への決定権は自分が常に握っていたい。

🟡アンネの日記

私がこの考え方になったのは
たぶん小学生の頃に図書館で
『アンネの日記』
読んだからではないかと思う。

ナチスドイツ政権下で淡々と
自分の為に日記を綴り続ける少女。

絶対権力の中で自分であり続けようとした
少女の記録は今でも語られている。

私が私として生きることを、許してほしい。
薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果があるはず。
私は、死んだ後でも、生き続けたい。

『アンネの日記』

最後までお読みいただきありがとうございます、今日もいいことありますよ!