【伊豆ぽたでサイクリング「5月は下田のハートスポット散策を」】SURUGA Cycle Journal Vol.73
伊豆急行さんとの共同企画「伊豆ぽたでサイクリング」。レンタサイクル「伊豆ぽた」に乗って、伊豆急沿線サイクリングのさらなる魅力スポットを巡り、ご紹介していきます。
3回目となる今回も下田を訪れました。5月なので新緑の空気を感じながらのサイクリングです。下田にはハートにまつわるスポットがあらゆる所にあるのをご存知ですか?今回はそんなハートスポットを、美しい景色と共にご紹介します。
いつも案内人は伊豆急行さんの職員ペアでしたが、今回は伊豆急行の加藤さんとスルガ銀行サイクリングプロジェクトの田原とのコラボ編です。
加藤さんとは、伊豆急下田駅にある「伊豆ぽたSTATION下田」前で待ち合わせました。
こちらがレンタサイクルの受付所になっていて、伊豆ぽたのレンタルができます。下田のステーションは、2020年10月に通常営業を開始したばかりで、現在は伊豆高原駅との2か所でレンタルできるようになっています。
それでは出発です。
最初に訪れたのは「爪木崎(つめきざき)公園」。下田湾を形成する須崎半島の先端に位置し、冬の水仙まつりで有名な公園です。
下田の海はどこへ行っても美しいですが、爪木崎の海は特に青さが際立っています。どの季節に訪れてもその青さに癒されること間違いないでしょう。
圧巻の眺望が見られる園内の爪木埼灯台もオススメスポットのひとつ。真っ白な灯台と青い空、青い海のコラボレーションはぜひ見ていただきたいです。
「恋する灯台」にも認定されていて、ハート型のモニュメントと一緒に記念撮影しました。
また、爪木崎公園にはもうひとつ注目スポットがあります。西側の海岸にある「俵磯(たわらいそ)」という所で、柱状の岩がいくつも積み重なって並ぶ不思議な岩場です。
この柱のような状態は溶岩やマグマ全体が冷えて縮んでいく時に五角形や六角形の柱状の割れ目ができ、これを柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼びます。
海底火山によって生まれた伊豆半島の各地には、海岸では切り立った迫力ある崖として、川の中では滝の背後に、時には巨大な岩山として、柱状節理がつくる不思議な風景が広がっているそうです。さすがジオパークの伊豆半島ですね。
爪木崎から駅まで戻ってきたので、ここで少し早めのランチをすることに。
ランチスポット「THE ROYAL HOUSE」さんは寝姿山(ねすがたやま)山頂にあるので、伊豆急下田駅前から寝姿山山頂までを結ぶ「下田ロープウェイ」に乗って向かいます。
2019年夏にリニューアルしたロイヤルブルーの美しいゴンドラは、伊豆急行線を走る豪華列車「THE ROYAL EXPRESS」のイメージに合わせた色味で、内装も天然木を使用した装いに統一されています。乗車時間は約3分30秒、優雅なゴンドラに乗って空中散歩が楽しめますよ。
そして山頂への到着と同時に、「THE ROYAL HOUSE」さんにも到着しました。こちらもロープウェイのリニューアルに合わせて2019年夏にオープンしたカフェレストランです。
眺望が素晴らしく、下田湾と伊豆諸島を一望しながらランチやカフェタイムを過ごすことができます。
また、天然木をふんだんに使用した店内の雰囲気も素敵で、家具や組子細工の木の表情が優雅さを醸し出しています。
お食事メニューは東京にあるレストラン「旬香亭」さんが監修していて、今回はカツカレーをチョイス。特別にブレンドされたスパイシーカレーにはひき肉も入っていて、カツとの相性も抜群です。
他にもスイーツメニューが充実しているので、カフェタイムにもおすすめです。
食後は寝姿山遊歩道の散策タイムです。一周30分ほどのコースには、展望台だけでなく記念碑や縁結びスポット、黒船の見張所(復元)など見所が多くあり、またコース沿いに咲く四季折々花々も楽しめます。
展望台からの美しい景色はもちろん、大きな岩を断ち割って誕生して今も成長し続けている「石割り楠」や伊豆急行線の完成に尽力した五島慶太氏の記念碑「五島記念碑」を間近で見たりと散策を楽しみました。
▲昔は「下田町」でした
寝姿山遊歩道の頂上付近に位置する「愛染(あいせん)堂」が今回2つめのハートスポットです。
正式名は「愛染明王堂」。子宝・縁結びのパワースポットとしてとても人気で、絵馬もハート型になっていて可愛いです。
ご本尊である愛染明王の力をお借りして、願い事をしたいと思います。
また、「和み玉投げ」も願い事のひとつです。自然の土で出来た玉「和み玉」を、輪の中に投げて中央の石に当てると願いが叶うとか。
実際に挑戦してみましたが難しくてあえなく全敗…。
寝姿山、楽しい所満載でした。
次の「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」もハートスポットとして有名です。
龍宮窟は海食洞(かいしょくどう)と呼ばれる洞窟で、これは波によって海岸の崖が浸食され、形成されたものです。その洞窟の天井が一部崩れてしまい、直径50メートルほどの天窓が開いたことで、現在のように幻想的な景観が生まれました。
ハートの形に見えるのは上から覗いた時。縁起が良いとされ、パワースポットとして訪れる方が増えているそうです。
すぐ隣にはサンドスキー場もあり、傾斜約30度の砂山でスキーを楽しむことも。美しい景色とアクティビティを楽しめること間違いなしです。
駅から龍宮窟までの往復アップダウンをこなした後は、「カフェメロー」さんで休憩としましょう。
こちらのカフェは吉佐美大浜(きさみおおはま)のビーチ近くにあり、サーファーや海水浴客で賑います。
ランチやディナーのお食事も評判ですが、スイーツメニューを目当てに来るお客さんも。今回はおすすめのアップルパイとワッフルをいただきました。焼きたての熱々アップルパイにバニラアイスと生クリーム、そしてキャラメルソースのコラボレーションは最高でした。
吉佐美エリアにはカフェが多くあるので、カフェ巡りもいいかもしれません。
カフェメローさんの隣にある「アーネストハウス」さんにもおじゃましました。
『老人と海』などで知られる作家アーネスト・ヘミングウェイのファーストネームから名付けられたホテルでは、ヘミングウェイが魚釣りなどを楽しみながら創作活動に励んだ海辺での日々をテーマに、訪れた方が自分の隠れ家として「休息、交流、読書、創作」できるようにという想いで運営されています。
ペンションタイプのお宿で、海まで徒歩1分というのも魅力のひとつのようです。
最後は、駅前にある「下田時計台フロント」さんでお土産探し。下田ならではのなまこ壁で造られた時計台や外観はどこか懐かしく、レトロな雰囲気が漂います。
「おみやげ」文化をとても大切にされていて、たしかに店内の商品はどれも買って帰りたくなるようなものばかり。「あの人に似合いそう、喜んでもらえそう」と自然に思える空間が広がっていました。
さらに通信販売も充実しているので、なかなか遠出できないこのご時世でも気軽に購入できそうですね。
5月編は以上です。4、5月と下田の魅力スポットを存分に満喫しました!次回もお楽しみに。