【ひらつかLaLaぽた 「御朱印集めが嬉しい!湘南ひらつか七福神めぐり」】SURUGA Cycle Journal Vol.94
平塚市さんとのコラボ企画「ひらつかLaLaぽた」。電動アシスト自転車、デイトナポタリングバイクで湘南ひらつかの気持ちいいところを巡ります。
梅がほころぶ季節。春目前の2月の平塚にやって来ました。今回のひらつかLaLaぽたのテーマは「湘南ひらつか七福神めぐり」。平塚の街を散策しながら七難を除き七福を与える神様を巡礼し、福運を祈ります。市内7つの寺社で七福神の御朱印をいただくことができ、約8km(所要時間:約3時間)で巡ることができるのでポタリングにもぴったり!途中寄り道スポットも交えて、御朱印集めをしながら平塚の七福神に会いに行きましょう。
今回は、平塚のハンドメイドサイクリングキャップショップ「Cyclone(サイクロン)」さんからスタートしていきます。
ナビゲーターはサイクリングプランナーの田代恭崇さん(右)と、Cycloneの主宰である伊達千鶴さん(左)のおふたりです。
伊達さんが作るサイクルキャップはひとつひとつ丁寧に作られたハンドメイドで、かぶり心地やサイズなどをサイクリスト目線でこだわっています。かわいらしい柄のラインナップも人気です。
一目惚れ必至!見れば見るほど欲しくなります。ひと味違うキャップがそっとサイクリングを彩ります。
https://cyclone.saleshop.jp
また、伊達さんとCycloneさんのサイクルキャップについては、以前のSURUGA Cycle Journalでもご紹介させていただいています。
https://www.surugabank.co.jp/d-bank/special/sp634/
それでは出発しましょう!
今回の相棒はデイトナポタリングバイクDE01(左)とDE01X(右)です。
https://www.potteringbike.jp
最初のスポットは「平塚八幡宮」です。
さっそく1つ目の御朱印をいただきました!平塚八幡宮は弁財天の御朱印です。
その御神徳は芸能や財福の神、さまざまな災難を祓い去るお力があると言われています。
さらに、境内で小さな御朱印巡りができると聞いて、おふたりもさっそく境内へ。
境内を散策しながら、7か所に置かれたミニ御朱印を集めていきます。全部集めると記念品のポストカードが貰えました。
「悪疫退散」の御札もいただきました。新型コロナウイルスの感染拡大もどうか収まりますように。
次にやってきたのは「焼き菓子の店マ・コピーヌ」さんです。しましま屋根とピンク色の店内がかわいいですね。
マ・コピーヌの「M」ポーズ!
マ・コピーヌさんはクッキーやマカロンなどかわいい焼き菓子がたくさん。贈り物にもピッタリの詰め合わせもあります。
イチオシはパステルカラーがキュートな「湘南ビキニクッキー」。
メッセージ入りのクッキーや、「ひらつかリンツァー」もおすすめのお菓子です。
「湘南ビキニクッキー」の中にはイラストペーパーが入っています。上にクッキーを置くと、バカンス感がさらにアップ!いいショットが撮れたら、ぜひSNSに『 #湘南ビキニクッキー』をつけて投稿してくださいね。
続いて2か所目は「蓮光寺」にやってきました。
こちらでは布袋尊(ほていそん)の御朱印がいただけます。
寳船(たからぶね)に乗った七福神と布袋尊の像も発見しました。
そしてもうひとつ、蓮光寺には「持ち上げ地蔵」というものがあります。
心の中で願い事を念じながら持ち上げ、軽く感じたら願いが叶う、重く感じたら叶わないと言われており、「抱き地蔵」とも呼ばれています。小さくてなんだか可愛いですね。
続いては「丁髷塚(ちょんまげづか)」にやって来ました。本当にこういう名前なんです。少し不思議な感じですね。
昔、平塚八幡宮の神輿を担ぐ馬入村(ばにゅうむら)の若者達が、寒川神社の神輿を奪い取って馬入川に投げ込むといった事件を起こし、双方にたくさんの怪我人が出ました。結果、16名に打首断罪の判決が下りましたが、代官は、丁髷だけを切り落とし打首に代え、その丁髷を埋めたところが、この場所と言われています。
しばらく歩いていくと、歩道の途中に石碑がありました。
これは「東海道 馬入の一里塚」。慶長9年(1604年)に徳川幕府が東海道など五街道を整備し、江戸日本橋からの距離がわかるように一里(約4km)ごとに作られたのが一里塚です。
石碑にはこの地点からの距離が刻まれています。
江戸からは十五里、
京都から百十一里、大阪から百二十二里の地点です。関西方面へはまだまだ遠い…。旅人にとって、一里塚は旅の進み具合を示すものでした。
3か所目は「平塚三嶋神社」にやって来ました。こちらは恵比寿神の御朱印のある神社です。
恵比寿神は「えびす様」の名で親しまれ、人々に福徳円満をもたらす、七福神では唯一の日本の神さま。新年には御神徳を称える祭典「新春えびすまつり」が行われます。
えびす様にならって、ふくよかスマイル!
4か所目は「善性寺(ぜんしょうじ)」へ。早くも折り返しですね。
こちらは延命長寿と福徳を授かる神さま、福禄寿(ふくろくじゅ)の御朱印をいただけます。
善性寺は別名「湯呑み寺」とも呼ばれ、湯呑みの芸術品を愉しめる全国唯一のお寺です。
梅と桃の花が春を感じさせます。
続いて5か所目は「長楽寺」にやって来ました。御朱印も5つ目めになりました。
角度がオシャレです伊達さん!
長楽寺は高野山金剛峯寺の末寺で、弘法大師が関東地方を巡錫(じゅんしゃく: 僧が錫杖を持って巡行して教導すること)をした際、造船・航海・医療などを伝承したと伝えられています。
右の田代さんが持っているのは書き置きの御朱印で、弘法大師の筆跡と言われているものです。
また、こちらでは人の安全と健康を守る長寿の神さま、寿老尊(じゅろうそん)の御朱印をいただけます。無病息災をしっかりとお祈りさせていただきました。
次は6つ目の御朱印を求めて「妙安寺」にやって来ました。
後半になっても元気なおふたり!
妙安寺は400年の歴史をもつ寺院。養珠院お万の方(おまんのかた:徳川家康の側室)の奥女中、妙安尼が開いたとされており、お万の方の自仏である鬼子母神を祀っています。
こちらでは大黒尊天の御朱印をいただけます。大黒さんの持つ打ち出の小槌は様々な物を生み出す「大地」を意味しているのだそう。
いよいよ最後の七福神スポット、「要法寺(ようぼうじ)」にやって来ました。
これにて7か所すべての御朱印が集まりました。ヤッター!
こちらは毘沙門天(びしゃもんてん)の御朱印が置かれています。日本では仏法を守護する四天王の一人として、さらに四天王最強の力を誇るとされています。
要法寺は今から約710年前、鎌倉幕府の執権北条泰時の次男である北条泰知の屋敷でした。7月頃には美しい蓮の花が見頃を迎えます。また夏の時期には別の景色を楽しみに訪れたいですね。
そして、今回の最終スポット「平塚の塚緑地」に到着しました!
ここは「平塚」の地名の由来となった場所です。平安時代、桓武天皇の孫である高見王の子・政子が東国に向かう途中この地で病死しました。その柩(ひつぎ)を埋めて塚を作ったところ、長い年月を経て塚の上が平らであったことが、「平塚」の地名の起こりになったと伝えられています。
現在も遺構となった塚が残っていて、小さな広場のようになっています。
お疲れさまでした。Cycloneさんに戻ってきました。湘南ひらつか七福神めぐり、7つの御朱印を全て集めることができました!
(御朱印の貰い方がなんだか変なのは気にしないでください…どこに書いてもらうかお伝えしてお渡しするといいですね。笑)
こちらはCycloneさんに飾っていただきました。
ちなみに、ひらつか七福神オリジナルの御朱印用記念色紙も販売されています。御朱印が満願されると日付を入れていただけます。七福神が揃うと圧巻。巡拝の記念に、こちらもチェックしてみてください。
https://www.hiratsuka-kankou.com/tanoshimikata/shichihuku.html
春の景色も楽しみながらの七福神めぐり、たくさんご利益をいただきました。それでは今回のひらつかLaLaぽたはここまでです。次回もお楽しみに〜!
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