【ふじさわキュン♡ぽたEp1≪これぞ定番!湘南・江の島のぶらり旅(前編)≫】 SURUGA Cycle Journal Vol. 108
藤沢市さんとのコラボ企画が始まりました。「キュンとするまち。藤沢」で、心がキュンとする素敵な自転車旅をご紹介する「ふじさわキュン♡ぽた」です。
記念すべき第1回目は藤沢観光の定番、湘南・江の島が舞台。魅力的スポットの宝石箱、江の島の旅へ出かけましょう。今回ものすごい撮れ高をいただきましたので、前編・後編に分けてお送りしていきます。
いや~実にいい天気ですね。スタートスポットは、江の島が一望できる「片瀬海岸西浜」です。
キュン♡ぽたの門出に、藤沢市の鈴木恒夫市長(左)と、藤沢市のマスコットキャラクター「ふじキュン♡」(右)が駆けつけてくださいました。江の島をバックにいい1枚です!
「片瀬西浜海水浴場」では、江の島はもちろん、晴れの日には富士山も見える雄大な景観。朝からサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ人で賑っていました。撮影日は6月上旬で、夏に向けて海の家が準備中でした。暑い夏に湘南の海、目の前に江の島…海を愛する湘南の人々がより一層心躍る季節がやってきます。
さて、ふじさわキュン♡ぽたのロゴがこちら!
ヨットの耳、頭には江の島がのっているキュートな「ふじキュン♡」は藤沢市民に愛される藤沢市の公式キャラクター。ロゴにもちょこんと登場です。今回お伺いしたスポットへ、このロゴステッカーをお渡しさせていただきました。ぜひ探してみてくださいね。
「片瀬海岸西浜」の隣には「片瀬漁港」があります。
小さな休憩スペースがあり、ウォーキングや散歩に立ち寄る方が多いスポットです。 景色がいいのも相まって、地元民の憩いの場になっているようです。
だってこの眺めですもの。目の前にドーンと見える江の島、最高!
毎月第3土曜日・日曜日に「フィッシャーマンズマルシェ」を開催していて、朝どれの魚や野菜、地産地消フードを使用したお店などが出店しているんですって!
さて、ここからはナビゲーターのおふたりが登場!今回は藤沢市職員の伊豆内さん(左)と小島さん(右)に案内していただきます。
今回は湘南を中心に展開されているシェアサイクル「SHONAN PEDAL」を相棒に出かけましょう。
「SHONAN PEDAL」は神奈川・湘南を中心に展開されているシェアサイクルサービスです。専用アプリで簡単に借りられて、「HELLO CYCLING」のステーションであればどこでも返却ができます。
最初に訪れたのは、湘南の観光スポットの定番「新江ノ島水族館」さんです。
まずは「“えのすい”の紫陽花」の特別展示コーナーにやって来ました。
※「“えのすい”の紫陽花」は2022年6月1日(水)~2022年7月3日(日)まで開催されました。現在は終了しています。
相模湾を望むウェルカムラウンジでは、相模川に生息する淡水の生き物たちが美しい紫陽花の風景と共に紹介されていました。上流、中流、下流とエリアごとの生き物たちが見られるのがポイントです!
その他、館内のさまざまなエリアで、紫陽花と生き物とのコラボレーションが見られました。
新江ノ島水族館さんでは、季節ごとにさまざまな企画展示が実施されています。普段の水族館にプラスして、季節限定の水族館の雰囲気を楽しんでください。
実施中の特別展示などについては新江ノ島水族館さんのホームページをチェック!
次は海洋生物の宝庫として世界的に知られる、地元・相模湾の魅力が詰まったエリアに行ってみましょう。
館内最大規模の「相模湾大水槽」を始め、相模湾の環境・生息する生き物が見られるエリアが満載!
水槽のトンネルを見上げると愛らしいお顔のエイさん。(本当の目は表側!)
足元を見ればのんびりしているサメさん。
エリアによってテイストも雰囲気もガラリと変わるのも魅力的ですね。
フォトジェニックなエリアが多いのも嬉しいところ。
紫陽花とコラボ中の「クラゲファンタジーホール」や、
大人に人気らしい?!海藻の魅力を表現した水槽など、お気に入りの場所でゆったりと楽しんでください。
ここで、魚を眺めるだけじゃない「えのすいのココがすごい!」というスポットをご紹介します。
まずは、深海研究の発展に大きく貢献したJAMSTECの有人潜水調査船「しんかい2000」を間近に見られるコーナーへ。本物です!
実際の船体や操縦席の中を眺めながら、深海のロマンに思いを馳せます…。
江の島の磯や相模湾に生息する生き物に直接ふれあえる「タッチプール」で楽しんだり、
実は泳ぎが得意らしい!カピバラさんに会ったり、水槽のゾーンとまた違った体験が待っていました。
メインプールで行われるイルカのパフォーマンスはファミリーにも大人気です。
最後は「なぎさの体験学習館」へやって来ました。湘南の海を知るための展示やワークショップが行われています。
このたくさん並んだキューブは「キューブずかん」と言って、モニターの前に置くと、なぎさで見られる生き物や漂着物についての映像が見られる優れもの!
さまざまな生き物に出会え、湘南の海をもっと深く教えてくれた「新江ノ島水族館」さんでした。
それでは「江の島弁天橋」を渡って江の島の島内へ向かいましょう。
現在の橋は1958年に作られたものです。1964年の東京オリンピックの際、江の島でヨット競技が開催されることになり、あわせて自動車専用の「江の島大橋」が造られたため、「江の島弁天橋」は歩道、自転車専用となりました。
晴れていたら、江の島に向かって右手の方向に富士山が見えていた…はずでした!この日は残念ながら雲に隠れてしまいました。
東京オリンピック2020ではセーリング競技が行われた江の島。橋の上からの海の眺めは格別です。
ここから江の島を時計回りにぐるりと一周していきましょう。最初にやってきたのは「江の島ヨットハーバー」です。
1964年、東京オリンピックのヨット競技場として作られ、日本で初めての競技用ハーバーとなりました。船舶係留、つまり船を停めておくための場所ですが、併設された「ヨットハウス」にはカフェもあり、ヨットを所有している方が多い湘南の人々の憩いの場にもなっています。
見所は1964年、2020年の東京オリンピックの記念碑!
2020年の東京オリンピック競技大会では江の島でセーリング競技が行われ、開催期間中はこの記念碑は「江の島弁天橋」に置かれていました。記念碑もヨットの形をしていますね。
さて、島入口付近に向かうと「ENOSHIMA TREASURE CAFE」さんに到着しました。
入口を覗くとドラゴンが…!
さらに、本棚かと思ったら扉だァ…!入店早々、ダンジョン感があってワクワクします。
トレジャーカフェさんは日本初の【宝探し×Café】を楽しめるエンターテイメントカフェ。さまざまなクエストと食事が楽しめるのが自慢です。
ドリンクを注文したら、謎解きのコースターが貰えました。ムム…
江の島の冒険に出かける前におしゃれなレアチーズケーキで気分もアガる!
さらに、大人も夢中になれる宝探しなどのクエストを数多く開催されていて、カフェの中で楽しめるもの、江の島島内へ赴くものと、種類もさまざま。
カフェと謎解きの魅惑のコラボを楽しめる不思議なカフェでした。
島に入って最初に目に留まるのは「青銅の鳥居」です。現在のものは1821年に再建されたもので、約200年間潮風を受けながらその姿をとどめています。
この鳥居をくぐると江島神社への参道になります。現在は両側にさまざまなお店が立ち並ぶ賑やかな通りになっています。
その一角、「丸だい」さんは江の島産の海産品を多く取りそろえています。
自家製のいかの塩辛や、湘南の名産品の釜揚げしらすやたこせんも発見しました。
「丸だい」さんは「青銅の鳥居」のすぐ右脇にありますので、ぜひ湘南の海産物をお土産にどうぞ!
続いては少し食べ歩きを楽しみましょう。
「紀の國屋本店」さんで、名物「女夫饅頭(めおとまんじゅう)」をいただきます!「女夫」と書いて「めおと」と読みます。
黒と白の2色の饅頭、ほかほかの蒸したてをいただけました。創業寛政元年(1789年)、江の島土産として長年親しまれています。優しいあんこの甘さでほっこり~
「弁財天仲見世通り」をまっすぐに上っていくと、「江島神社」の大きな鳥居が見えてきます。「江島神社」は日本三大弁財天のひとつです。
鳥居の先には、江島神社の「瑞心門(ずいしんもん)」が見えてきます。竜宮城を模して造られたものなのだそうで、中には唐獅子画があります。
門をくぐった正面にあるのは「弁財天像」。2002年に江島神社鎮座1450年を記念して建てられたものです。
歩みを進めていくと、「福石」というものを見つけましたよ。江戸前期の鍼医(はりい)である杉山和一の謂れのある石です。
杉山和一はこの石があったことで、の江島弁財天のご神徳をいただき、鍼術をもって世の中に多大な功績を残すことになったのだそうです。
ひっそりと座している石ですが、なんだかパワーを感じますね。
それにしても、江の島は階段がとても多いです。昇ったり降りたり、結構アクティブに歩きながら周ります。島を一周観光する時は、動きやすい服装がオススメですよ!
ふと目を向けた時の景色、高台から見る海の景色や島の豊かな自然など、心安らぐ風景に出会うことができます。
続いては「江島神社 辺津宮(へつみや)」にたどり着きました。
江島神社は島内にある3つの宮を総称しています。それぞれの宮には、海の守護神である女神さまが祀られています。辺津宮には田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)が祀られています。
境内には無病息災を願う茅の輪くぐりや、龍神の池などがありました。
一際目を引くのが赤い絵馬に囲まれた「むすびの樹」。
辺津宮の御神木なのですが、ひとつの根からふたつの幹が広がるイチョウの木で、「この銀杏のように一つに結ばれますように」と願う人々の信仰を集める縁結びの木です。大切な人との縁結びを願って多くの人が訪れるパワースポットです。
さらに奥へ進んでいくと、見晴らしのいいところに出ましたよ。「中津宮広場」の展望台です。
こちらもオリンピックスポットのひとつ!1964年と2020年(開催は2021年)の東京オリンピックにちなんだボードがあります。
ウッドテラスからは湘南の海が一望できます。結構高いところまで歩いてきていたんだなぁ…
お隣は「花の名所」という花壇のエリアで、四季折々の花が楽しめるスポットです。
残念ながらこの日は準備中でした…。彩られた「花の名所」を見るのが楽しみですね。
こちらは「江島神社 中津宮」、江島神社にある3つの宮のうちのひとつです。
現在の権現造の社殿は1689年に再建されたもの。1996年の大改修で朱塗りがいっそう鮮やかに!
境内には江戸時代に歌舞伎関係者に奉納された石灯籠があります。歌舞伎役者の七代目尾上菊五郎さん、五代目尾上菊之助さんの手形もありました。
以前から厚く信仰されていたのがわかりますね。
中津宮には市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。江島神社に祀られているのは三姉妹の女神様なので、なんだか恋のご利益もありそうですね。
もう少し階段を昇ったら、のんびりした広場でひと休み。江の島にはお土産屋さんや観光ポイントの他に、こういう休憩スポットもたくさんあるのが嬉しいですね。
「亀ケ岡広場」の展望デッキから江の島の海を眺めたり、周辺の草花を楽しんだり…階段をたくさん昇った疲れを少し癒しましょう。
そしてほら!いよいよ江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」が見えてきました。
さて、まだまだ魅力スポットいっぱいの江の島の旅ですが、前編はここまで。続きは後半をお楽しみに~!
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