見出し画像

自己資金ゼロの不動産投資に積極的なスルガ銀行

私たちはスルガ銀行被害者同盟、通称SI被害者同盟です。
同盟の概略はここから読めます。

https://note.com/suruga_illegal/n/n36738d72cccb

このnoteでは、被害にあった同盟メンバーの苦しい声をご紹介しています。さらなる被害者を二度と出さないためにも、この事実を正しく世間に知らせていくと共に、平穏な生活を取り戻すために活動を続けて参ります。

Iさん 61歳 被害額5億2500万


1960年生まれの私は、大学卒業後医療機器メーカーで働き、現在は医療法人に勤務しています。家族は妻と社会人の長女、大学生の長男の4人家族です。
2015年、親しい元同僚から不動産業者Oの紹介を受け、スルガ銀行主催のセミナーに参加しました。セミナーでは、スルガ銀行が融資する物件は優良物件であると説明され、「融資をするスルガ銀行は、不動産賃貸業に精通しており、スルガ銀行が融資する物件はどれも優良物件です。そもそも優良物件でないと融資を実行しません。融資が出るような物件であれば安心です。」と話していました。加えて担当者からは、購入物件には1年間の家賃保証が付き、さらに引き渡しをする前に大規模修繕、空室のリノベーションを実施するとの説明を受けました。自己資金がない私にも、自己資金不要の方法があると説明され、物件購入を決意しました。

2015年8月と9月に、スルガ銀行から融資を受けて、合計2棟の不動産を購入しました。一棟目の融資額は3.75億円であり、二棟目の融資額は1.5億円でした。融資条件として、定期預金、積立定期預金、生命保険の加入が提示され、さらに二棟目では金利7%のフリーローンの加入も要求されました。
しかし物件購入後、賃貸運営は厳しい状況であり、収支は赤字となりました。また、物件購入時に提示された家賃や修繕費用などの計画は誤りであり、実態とは異なることが判明しました。
大規模修繕に3000万円ほどの見積もりが届くなど、スルガ銀行が審査した事業計画の算定は誤りであったことが浮き彫りとなりました。

スルガ銀行からの情報開示や法務局の情報収集を経て、スルガ銀行が不正融資を行っていたことが明らかになりました。

このような絶望的な状況の中、とあるコンサルタントに相談した際に「自死する人もいますが、それは死に損ですから、早まらないように。」と言われました。今にも死んでしまいそうな悲壮な顔であったとの指摘を受けました。この時期から会社での仕事に集中することができず、役職を追われる事態となってしまいました。物件購入時の年収からほぼ1/4以下となり、家族には迷惑を掛け続けています。自身も体調が悪い状態が続いています。

さらに、スルガ銀行は金融庁からの行政処分を受けながらも、解決の意思を示さず、被害者を追い詰める姿勢を見せています
私は、スルガ銀行が不正行為に関与し、被害者を無防備にさせたことを許せません。この問題を早急に解決していただきたいと思います。

________

続きは「スルガ銀行不正融資被害者同盟」のサイトで全文無料で読めます。
被害状況の悲惨さと他にも多くの被害者が同様の手口でつらい目にあっている事実をぜひ知ってください。

私たちは平穏な日々を取り戻すまで決して諦めません。

被害者015 Iさんの声
https://si-hd.org/voice/20220202.html







この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?