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Sekappyに入社して1ヶ月経ちました

こんにちは、Surreです。
2022年4月より株式会社Sekappyに入社し、早いもので1ヶ月が経過しました。

Sekappyがどんな会社で、自分がどんな業務を担当しているのか。今回はそんなことを皆さんにお伝えしようと思います!

■Sekappyで何をしているのか

Sekappyはエンジニアがメンバーの大半を占めるIT企業です。そして、メンバー全員がカードゲーマーという大きな特徴があります。
その中で僕はマーケティング部というところに所属し、主に広報業務を担当しています。

□Sekappyアンバサダーという役職

最初にお話をいただいた時は「なんじゃそりゃ!?」と驚きましたが、用意されていた名刺にもしっかり明記されており、Sekappyアンバサダーとして活動していくことになりました。

ここでいうアンバサダーとは、「宣伝大使」や「広告塔」として公式に企業の広報活動、普及活動を行う人を指します。

実際の名刺

Sekappyは『マジック:ザ・ギャザリング』プレイヤーが集まる会社として設立されたという経緯があり、現在も多くのメンバーが第一線でプレイしています。
そんな中、マジック以外のTCGタイトルユーザーへの認知度拡大という課題が発生していました。僕に与えられた使命だと思い、まずはShadowverseとSekappyを繋ぐ架け橋になりたいと考えています。

アンバサダー業務の一環としてYouTubeチャンネルを開設しました。
直近ではセカコロSVに参加している様子の配信を行っています。徐々に規模を拡大させ、今後はShadowverseに限らず色々な企画で配信・動画投稿を行う予定です!

□イベントの企画・運営

入社したいと思う大きなきっかけになったのがこのイベント事業です。

10歳で初めてデュエルマスターズのショップ大会に出場して以来、数えきれないほどのカードゲームイベントに参加してきました。そのほとんどで満足感達成感を得ることができましたが、「物足りない」と思ったことも少なくありませんでした。

学生時代に「良いところだけ切り取って自分で企画したイベントなら絶対に面白い!」と思い立ち、何度かイベントの企画・運営を手伝ったことがありますが、とても成功とは言えない結果に終わってしまいました。

参加者全員が自分と同じような理想を抱いているわけではない」「自分の思っている通りに動いてくれるわけではない」ということを学び、それ以降は運営ではなく参加者としてイベントを楽しむ立場で過ごしていました。

RAGE vol.5 東京大会の表彰式にて

それから数年経ち、プロゲーマーとしてRAGEやRSPLというハイレベルのイベントに参加していくなかで、「皆が楽しめるイベントを企画したい」という思いが蘇りつつありました。
カードゲームは対戦相手が必要
という性質上、イベントとは切っても切れない関係性にあると言えます。【カードゲームに恩返しがしたい】という自分の理念にピッタリ当てはまると思い、セカンドキャリアとしてイベント事業を行っているSekappyに入社を決めました。


Sekappyでは大きく分けて二つのイベントを開催しています。

◇社内イベント
社内コミュニケーションの活性化を目的としたイベントです。『マジック:ザ・ギャザリング』『ポケモンカードゲーム』『遊戯王OCG』『デュエル・マスターズ』『Shadowverse(EVOLVE)』の5タイトルで、それぞれ月に1回のペースで開催しています。

◇社外イベント
社内イベントの雰囲気を皆さんに体感していただきたいというコンセプトから生まれたイベントです。参加者を募り、上に挙げた5タイトルの中から月に2回のペースで開催しています。

このうち、『Shadowverse』に関するイベントを今後担当することになりました。

早速、5/1(日)にShadowverse EVOLVEの体験交流会を開催しました。このイベントの様子は後日改めてお伝えする予定です!

今後もゲストをお呼びした交流会大会形式のイベントなど、皆さんが参加したいと思えるイベントを企画中です。ぜひ、ご注目ください!

■Sekappyに入社して驚いたこと

入社してからというもの、Sekappyには驚かされてばかりです。特に印象に残ったエピソードを3つ紹介します。

□森 慶太さんとの再会

森さんは以前、株式会社Cygamesに在籍し『Shadowverse』のプロダクトマネージャーとしてご活躍されていました。
台湾で行われた日台韓 対抗戦ではスタッフとして同行いただいたこともありました。

日台韓戦は『WirForce2017』という大規模なLANパーティーのメインステージで行われました


森さんとのエピソードとして何より印象に残っているのが、2018年に行われたWorld Grand Prixに解説として呼んでいただいた際の一コマです。

当時ゲストコメンテーターとしての出演を何度か経験していましたが、解説を担当するのは初めてでした。そしてそれが世界大会の大舞台ということもあり、朝からとても緊張していました。
出演の合間に会場を歩いていた時、偶然会った森さんから「Surreさんはゲームの先まで見越した解説ができていて素晴らしい」とお褒めの言葉をいただきました。

以降色々な解説を担当させていただきましたが、お仕事の度にその言葉を思い出し、自信を持って臨むことができるようになりました。

伝説になった決勝戦。当時チームメイトだった「feg」の劇的な優勝で幕を閉じました


森さんがCygamesを離れられて以来疎遠になっていましたが、この度奇跡的にSekappyでご一緒させていただくことになりました

森さんがSekappyで働かれていることを知ったのは自身の最終面接の時でした。面接はリモートで行われましたが、Web会議に入室すると見覚えのある姿が…。驚きのあまり、面接用に準備していたものが頭から全て吹っ飛んでしまいました。

面接官としての森さんとお話させていただき、より一層「Sekappyで働きたい」という気持ちが強くなっていきました。

□本当に皆カードゲーマーだった

何度も言うようですが、Sekappyはメンバー全員がカードゲーマーです。入社するまでは若干疑っていましたが、社長から役員・全社員に至るまで360度見渡しても例外はありませんでした。

『マジック:ザ・ギャザリング』には現代で当たり前になっている<ハンドルネーム文化>がありません。大会に参加する際も本名を使用するので、調べれば色々な情報が出てきます。いつの間にかSekappyメンバーの名前で検索するのが癖になってしまいました(笑)
僕が調べた限りでも、

  • プロレベルの大会で結果を残しているプレイヤー

  • 日本に5人しかいない『マジック:ザ・ギャザリング』レベル3認定ジャッジ

  • 公式でカバレージ(大会レポート記事)を書いていたライター

…などなど、癖の強い経歴をお持ちの方をたくさん見つけてしまいました。

デザイナーの赤池 庸さん。Sekappyで働きながら、世界で32人しか参加できない
第28回『マジック:ザ・ギャザリング』世界選手権の権利を獲得されています。

赤池さんについては、弊社ブログにもインタビュー記事が掲載されています。
https://www.wantedly.com/companies/sekappy/post_articles/369247


これだけカードゲーマーが集まれば、会議でも平気でカードゲーム用語が出てきます。例えば、「アド(アドバンテージ)」「ディスアド(ディスアドバンテージ)」といった単語はよく耳にします。
例:「その案件アドとれそう」(=その案件は会社にとって有益になりそう)

また、カレンダーにMTG(ミーティング)と書かれていると『Magic: The Gathering』の略称と混同してしまう、なんてこともSekappyでは日常茶飯事のようです。

メンバー同士がフラットなコミュニケーションを取れるということも改めてSekappyの魅力だなと感じました。

□令和を感じるリモートワーク


コロナ禍の現在、リモートワークを採用している企業も多くなってきています。前職でもShadowverseの練習などはオンラインで行っていたため、同じリモートワークではあるものの会社管理となるとやはり規模が違うなと改めて感じます。
『Slack』というビジネスチャットツールの活用や『AKASHI』での勤怠管理など、想像以上に何もかもが現代的で驚かされました。

子供が産まれたばかりの自分にとって「リモートワークに助けられている」と実感することは多々あります。休憩時間に子供と遊んでリフレッシュしたり、本来片道1時間程度かかるはずの通勤時間を家事に回したりと、妻の負担も多少減らすことができているのではないかと思っています。

1日の平均スケジュール。入浴といいつつお風呂に浸かりながらスマホでゲームしてたり…

■まとめ


入社から1ヶ月、信じられないくらいあっという間に過ぎていきました。新しいことにチャレンジしているからという理由もあると思いますが、何よりとても楽しく仕事ができています。

今後も月に1回のペースでnoteを更新予定です。いろいろな情報を赤裸々にお伝えしたいと思っていますので、是非ご期待ください!

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