漫画版「AKIRA」で起きたことが現実の日本で起きてる事とリンクしすぎてる件（ネタバレあり）

※漫画版「AKIRA」のネタバレが含まれています。これから読んで覚醒する予定の方はピーキー過ぎる場合があるためご注意ください。

こんにちは何するためすらぷるためです。今回書くことは根拠のないオカルトだと思ってください、しかもAKIRA好きの間では既に語られている事です。

漫画界の聖書の一つといっても過言ではない大友克洋原作「AKIRA」間違いなく自分の人生を変えた一冊です。

2020年の東京オリンピックを30年以上も前に予言していた漫画ということで話題ですが、読み返してみるとオリンピックどころか日本の社会情勢、空気、この先起こることも予言してるんじゃないかという勢いで現実とのリンク感がエグいです。

というわけでどこがどうリンクしているのか超主観で気になったやつを挙げてみます

１巻のAKIRAの爆発

物語の冒頭、東京に新型爆弾が使用されます。AKIRAのテーマの一つに「強大すぎる力は人間がコントロールできずに暴走してしまう」というのがあります。

人類の歴史から見てもAKIRAは原子力や原爆のメタファーですが、日本でも近年大規模な爆発がありました、2011年の東日本大震災から生じた福島第一原発の爆発です。

個人的にこの一巻の最初に起こる爆発は福島原発事故の爆発の予言だと思っています。劇中と現実両方でこの後日本は五輪をやり出すじゃないですか、流れ完全に一致、ヤダ怖い・・・

２巻の建設中の国立競技場のそばにある例のアレ

２巻で建設中の国立競技場が出てくるのですが、競技場の後ろの方に描かれている流線型の屋根の建物、却下されたザハ案の国立競技場に似ていますよね。

絵の構図的にも国立競技場がメインで置かれていて、ザハ案がサブ扱いみたいになってるのも意味ありげになっているのが凄い。（少し無理あるかな汗）

ザハ 案の国立競技場とAKIRAで描かれている競技場のそばにある建物↑

3巻のAKIRAの爆発

３巻では２度目のAKIRAの爆発が起こり、この後東京は瓦礫の山になります、予定されていたオリンピックがこの爆発で完全に中止になるのですが、これはまさに「コロナウイルスの流行」という意味の爆発の予言なんだと思います。

作中だとオリンピックできるのか？ってぐらい暴動とか凄いし無理やり大会を開こうとしてる感まで一致。

5巻の大東京帝国集会

個人的に一番凄い予言をしていると思ったのが５巻で鉄雄側が開催する「大東京帝国集会」のくだりです。

鉄雄勢力の下っ端が「集会に参加することは国民の義務である！」と無理やり生活困窮者を引き摺り出して大東京帝国集会という催しに参加させるシーンです。

その集会の内容が、これがまた激ショボくて、観客が少ない&ボロボロの国立競技場でやるという、、、これがそのまんま今の東京オリンピックの空気なんですよね、極め付けは「ネオ東京オリンピック会場に集合せよ！」なんてセリフも出てきます。

もし中止にならずにオリンピックが強行開催されればこの5巻の大東京帝国集会のようになるんじゃないでしょうか。ちなみに僕はオリンピック中止派です。中止だ中止。

出展 - 大友克洋/AKIRA 5巻

6巻でこれから起こる予言が書かれている？

というわけで今現在の日本はAKIRAで言うと、オリンピックという名の大東京帝国集会を開催するか否かの5巻あたりなんじゃないかと思います。(信じるか信じないかはry）

1〜5巻まで思い当たる節が次々出てきたのでこうなると6巻も予言してるんじゃないかと、、、！

個人的にはBC兵器を鉄雄に打ち込むあたりが何かの予言じゃないかと疑ってます。鉄雄は帝国集会開こうとするし、米軍の戦闘機を乗っ取って空母に特攻（神風特攻のオマージュ）するしで

つまり鉄雄＝戦前、旧態依然の日本のメタファーな感じがあるので

BC兵器を打ち込まれて気が晴れる鉄雄（日本）つまりBC兵器ってコロナウイルスワクチンのことか！？とか妄想したりしています。

それと６巻の金田の米国に対する態度はグッとくるものがありますよね（アメリカ人に合わせて英語を話そうとしない所とか）

このシーンは小学生の時に読んだのですが、世界と戦うとか言っちゃう人とか、「外国で評価されてるから凄い」とかいう自分の頭で考えない思考、いわゆる海外コンプレックスというやつですね、それは良くないということを痛感する場面です。

6巻の予言は金田みたいに「海外コンプレックスのない堂々としている日本人」がこの先出てくる、ということのような気がします。

最後に、本当に2021オリンピック中止になったらAKIRAがわかりやすくガチの予言書になると思うのでファンとしては早く中止になってくれないかとワクワクしている次第です。おしまい。