褥瘡のケア

こんにちは。アルスです。

みなさんは褥瘡のケアを気を付けていますか?意外と病院で働いていると弱いところだったりしますよね。少しの皮膚の赤みでも、ポケットが出来てしまい、そこから感染して、最悪のケースになることもよく聞きます。

皮膚が赤くなると、何が原因なのかまず考えます。骨が出てるところなのか、おむつの中で蒸れているのか、寝ている姿勢など、どれぐらい圧がかかっているのか確認します。

訪問看護と話して、軟膏だったり、テープを貼ったりで様子をみることもあれば、理学療法士からポジショニングやマットなど環境を整えたり、介護士やご家族様に体位交換やマットの使い方を指導することもあります。

以前に後頭部や肩甲骨下角、腰背部、仙骨など、色々な場所に皮膚の発赤が出てきてしまう利用者様を担当したことがあります。ひどいもんで、ベッドは耐圧分散に優れ、自動体交ができるマットを使用していましたが、ポジショニングで仙骨の荷重を減らすと、上半身に重心がよって肩甲骨下角の赤みが強まるなど、一方の荷重を減らすと、もう一方の荷重が増えることもあり、ポジショニングについて考え直したことがあります。

そのときは、自動体交の設定や枕、ポジショニングの修正、体のずれの直し方、圧抜きなど訪問看護やご家族様と総動員で、皮膚のケアをしたことを思い出します。

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