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朗読教室発表会

5月30日の予定だった秋元紀子朗読教室発表会を、今日、開催しました。

東京は感染者が3桁になり、大変なことになってしまったので、内輪だけにしました。

会場では、受付で検温と消毒をし、客席との間にビニールシートを張ってもらって、できるだけ離れた状態で語りました。


初めて参加する人もいて、緊張したかもしれません。
誰もが、半年みっちり向き合ってきたので、終わるまでは頭いっぱいです。
やれば、やるほど怖いものなんです。これでいい、というのはないので。

終了後の反省会で、自分より前の人の朗読が聴きたかったのだけれど、聴けなかったと残念がっている人もいました。

さもありなん、です。

結果いつも同じなんですが、全員、本番が一番いい読みでした。
稽古の時よりも、リハーサルの時よりも、です。

20人足らずですが、人前でやるのは、やはり大きく違うことなんですね。

何が違うか?

お客さんの気、エネルギーをもらうことになるからだと思います。
真剣に見てくれる、聴いてくれる人の気は、かなり強いものです。

その気を真正面から受け取り、読み手は倍にして返すくらいの勢いになっていきます。

普段、日常生活でこれだけの人の注目を浴び、真剣に話を聞いてもらえることって、学校の先生や何かの指導者以外、そうそうないのではないかしら。


お芝居と違って、ひとりで何役もこなし、状況も説明し、話を進め、観客を惹きつけ、物語に巻き込んでいく。

最後の最後で、思いがけないオチまで持っていく楽しさ、面白さ、一度体験したら、やめられなくなります。

まだまだだ、もっともっと、ときっと思うことでしょう。

みんな、個性を発揮でき、自分を信じて読み切ってくれました。
ありがとう!!お疲れさん。

来年1月には、もっと大勢の人に聞いてもらえる状態だといいね。


お客さまからは、作品もそうだけれど、みんなそれぞれ違っていて、個性豊かで、いくつもの違った人生を垣間見たようで豊かな時間だったと言ってもらえました。

Skypeやzoom、lineでの教室です。興味ありましたら、いつでもどうぞ!

秋元紀子オフィシャルサイトのレッスンをごらんください。

では、おやすみなさい。





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