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【ポン酒カレシ。】寫楽 純愛仕込 純米吟醸 備前雄町・赤磐雄町

寫楽は、私が最初に日本酒にハマるきっかけになった、大切な思い出のお酒です。

今回紹介するのは、そんな寫楽の春の生酒。

「寫楽 純愛仕込 純米吟醸 備前雄町」と「寫楽 純愛仕込 純米吟醸 赤磐雄町」です。

幻の酒米と呼ばれていた過去があり、現在でも、オマチストと呼ばれるファンがいるほど人気が高い雄町米。

そんな雄町米を、2種類使い分けて作られた、こだわりの生酒です。

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どんなカレシ?


2種類の雄町米が使われているということで、今回のカレシは双子くん。


味の特徴は・・・

・上品でさわやかな果実香
・やわらかく円みのある口当たり
・雄町らしいふくよかな旨み
・生酒らしいフレッシュさ


男性で表現すると・・・

・爽やかでフレッシュ
・上品な言葉遣い
・人当たりがやさしい


愛情込めて育てられた、爽やかさと上品さを兼ね備えたフレッシュなお酒です。


米を愛し、酒を愛し、人を愛す。

寫楽を作っているのは、会津若松にある「宮泉銘醸」。

会津若松といえば、白虎隊のイメージがありますが、実は、酒処としても有名です。

その理由は、自然の豊かさ。

四方を山に囲まれ、多くの河川があるので、日本酒作りに最適な清水が手に入ります。

そんなことから会津若松には、江戸初期から多くの酒造がありました。

そんな会津若松で1718年から続く老舗酒蔵が、花春酒造。

その花春酒造から1995年に分家して生まれたのが、寫楽を作る「宮泉銘醸」です。

そんな会津若松の清水は、お酒造りに最適な灘の宮水に似ている、と言われています。

「宮泉銘醸」の名は、それに由来して、名づけられています。

宮泉銘醸の寫楽は、良いお水の他にも、お米にもこだわっていることが特徴。

会津若松の自然で育ったお米の他、銘柄によって、全国各地選りすぐりの酒造好適米を使い分けています。

そんな中で、芳醇でコクがあるお酒が作れる「雄町米」を活用して作られたのが、今回紹介した、「寫楽 純愛仕込 純米吟醸 備前雄町・赤磐雄町」。

雄町米の発祥は、岡山県備前市。

栽培の難しさから、初期は、「幻の酒米」とも言われていました。

そんな雄町米の発祥地である備前の雄町米を使ったのが、「寫楽 純愛仕込 純米吟醸 備前雄町」。

そして、同じ岡山県にある赤磐市。

そんな赤磐市では、雄町米の中でも特別な存在といわれている「赤磐雄町」が育てられています。

幻と呼ばれた雄町米を復活させようと、地元の酒蔵が心血注いで生み出した一品。

備前雄町よりも、甘みや旨みがアップすると言われています。


そんな2種類の雄町を使い分けて、2種類の生酒を造りあげた「宮泉銘醸」。

それだけでも、美味しいお酒を造るために、どれだけ酒米をこだわって選択されているかが分かりますよね。


寫楽のコンセプトは、

「米を愛し、酒を愛し、人を愛し、皆様に愛される酒をめざす。」


純米仕込ではなく、「純愛仕込」というのもポイントです。

愛情込めて育てられた、「寫楽 純愛仕込 純米吟醸 備前雄町・赤磐雄町」是非飲み比べてみてください。

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