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日本酒選びは合コンだと思う。わたしが「ポン酒カレシ。」を始めた理由。

日本酒の味を彼氏のタイプで表現する「ポン酒カレシ。」をはじめて一ヶ月。

幼馴染のアライユキノ氏に手伝ってもらいながら、少しずつ更新を頑張っています。(いつもギリギリの依頼に対応してくれて本当にありがとう涙)

ありがたいことに、色んな方に、「面白い取り組みだね」など、声をかけてもらえています。

これからも、試行錯誤しながら、より楽しんでもらえるように頑張っていけたらと思っています。

そこで今回は、そもそもなぜ私が「ポン酒カレシ。」を始めようと思ったのかを、お話したいと思います。

はじめたきっかけ

まあ、きっかけも何も、根底にあるのは、単純に「日本酒が好き!」「もっと日本酒が好きな人が増えてほしい!」の思いが始まりでした。

日本酒を好きになったきっかけについてはこちらの記事で書いているので、読んでほしいです。

そんな中で日本酒ナビゲーターという、消費者向けの資格を取得し、私自身、日本酒を広めるために、何かできることはないか、と考えていました。

そこで、まず、日本酒の良さってどんなところにあるのだろう、と考えました。

美味しさ、日本を誇るお酒、種類の豊富さ、お米の美味しさ

たくさんの良さがある中で、自分が一番知ってもらいたいのは、たくさんの種類の日本酒と出会う楽しさだというところに行き着きました。

日本酒のお店に行って、「今日珍しい日本酒入ってるよ!」と言われて出会う新しいお酒。

「私が一番好きなお酒はこれなんだよ」と紹介してもらって知る伝統的なお酒。

「これ私好きなやつ!」と思えるお気に入りのお酒。

日本には、1400以上の酒蔵があり、銘柄の種類は1万以上あると言われています。

そして、それらの酒蔵さんが、さらによいお酒を目指して、毎年毎年温故知新の精神でお酒造りを続けられている。

そんな風に次々と新しいお酒が生まれ続けているので、出会えるお酒の可能性は無限大です。

そんな数々の日本酒との出会いこそが、私が日本酒が楽しいと思える一番の理由なんじゃないかなと思いました。

ただ、私が魅力に感じている、「種類の多さ」って、もしかしたら、日本酒をそんなに知らない人からしたら、「日本酒=よく分からない」と思ってしまう原因にもなっているんじゃないか、と思ったんです。

製法によって、味わいが変わる日本酒。

必然的に製法ごとに分類ができるので、難しい単語が増えます。

純米吟醸、本醸造、生もと造り、精米歩合○%・・・

あーもうよく分からないからいいや!

そうなってしまい、日本酒との出会う楽しさを知るチャンスを逃してしまっている人が多いんじゃないか、と思いました。

じゃあ、その「よく分からない」を、もっと分かりやすく可視化できないかと思ったのが始まりです。

日本酒との出会いは合コンだ!

そこで思いついたのが、擬人化でした。

日本酒との出会いって人との出会いと一緒じゃない?

ってか、合コンじゃない?

って思ったんです。

は?って思った方、ちょっと待ってください。例を挙げてちゃんと説明します。

私は女性なので、相手は男性で、合コンを想定します。

某芸人さんが言っていましたが、世界には、約35億人の男性がいます。
全員個性があって、同じ人はいません。

そんな中から、合コンという場で3~4人の男性と出会う。

「見た目はこの人がタイプだな」

「この人顔はあんまりだけどなんか雰囲気が好き」

「この人って意外とこんな性格なのね」

見た目、性格、雰囲気、バックボーン、地元、どんな親のもとで育ったか・・・

それぞれの個性を知って、自分の好みの異性を探します。

日本酒の出会いってそれと同じなんです。

1万以上の銘柄がある中で、数本の日本酒と出会う。

ラベルの柄や、味、香り、背景、酒造さんの想い・・・

それぞれ違った良さをもつ中から、自分の好みの日本酒を見つける。

「このラベル可愛くてタイプだな」

「この香り好き!」

「こんな想いで産まれたお酒なのね」

日本酒との出会いって、ただそれだけなんです。

ただそれだけでいいのに、やたらと漢字が並んだ説明や、分類、難しいうんちくが多いので、ややこしい、よく分からない、となってしまう人が多い。

じゃあ、分かりやすいように、男性のタイプで表現しちゃえばいいじゃん!と思って、始めたのがきっかけです。

分類の基準

男性に表現する際の分類はもちろんイメージに頼る部分もありますが、基準はわりとしっかり設けています。

そもそも、日本酒の味は、4分類で表現できるのですが、基本的に、それをもとに作成。

4分類のタイプは以下でチェックして下さい。

主に、

香り高さ→華やかさ
お米らしさ→日本男児っぽさ
クセの強さ→個性的
爽やかさ→爽やかさ()

この4つに当てはめながら、それぞれの個性を足していく形になります。


イラストを担当してくれている幼馴染

始めようと思ったはいいものの、自分自身はイラストが描けない。

そんなときに、頭に過ぎったのがイラストを描いている幼馴染の存在でした。

小・中の頃、ずっと一緒にいた大切なお友達。

毎日一緒に帰っては、人の家のガレージの前に座り込んで(今考えたら本当に迷惑でしたごめんなさい苦笑)、「こんなんしたいよね」「あんなんしたいよね」と大きな夢から小さな目標まで、語り合っていました。

そんな幼馴染に、「実は日本酒でこんなんしたいんだけど・・・」と話したところ、「いいやん!やってみたい!」と、あの頃のように言ってくれた彼女。

そして、無事「ポン酒カレシ。」をスタートすることができました。

イラストの依頼は、基本的に私が、紙に殴り書きしたイメージを送って、それをもとに描いてもらうという形。

例えば、先日の福小町はこんな感じです。(酷い殴り書き)


こんなアバウトな依頼、かつ、公開前日に「明日まででもいける?汗」という無理を言ってるのにも関わらず、ここまでの仕上がりに仕上げてくれます。


依頼したものだけでなく、「こうしてみたよ」「こうはどうかな」とアイディアも提供してくれる。

都道府県の絵を入れたのも、彼女のアイディアです。

男性での表現力もすごいけど、何より、ラベルのクオリティの高さ。

本当に彼女に頼んで良かったな、と心の底から思ってます。

あららん(こう呼んでるのは多分私だけ←)、いつも本当にありがとう。


メディア化も考え中

最後は、幼馴染へのラブレターみたいになりましたが、私が「ポン酒カレシ。」を始めた流れをざっとご説明しました。

今後ですが、もう少し、イメージを詰めて、メディア化できたらと考えています。

これをきっかけに、日本酒との出会いを楽しむ人がひとりでも増えるように、試行錯誤していきますので、今後ともよろしくお願いいたします!


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