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心(うら)を和ふで“占う”

占いって昔からすごく好きで、当たってようが当たってまいがすごく見ちゃう。

そろそろ「対面の占いも行きたいな~」なんて思ってたときに、そういえば「占う」の語源って、なんなんだろう、とふと気になって調べてみました。


占うの語源は心(うら)から

占うのうらは、なんと、心(うら)なんだとか。

辞書によると・・・

うら【心】
《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》
1 こころ。思い。内心。→心 (うら) もなし
2 形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何とはわからず、おのずからそのように感じられるの意を表す。「心悲しい」「心寂しい」「心荒 (さ) ぶ」

確かにうらがなしい、うらさみしい、とは聞いたことがあります。

表に見えない、つまり裏の部分を心とする日本人のことばのセンスが好き。

っていう私の所感はおいておいて。


占うのなうについては「和ふ」「供ふ」「直ふ」「綯う」諸説あるようですが、私がすとんと納得できたのは、「和ふ」

あまなふ【和ふ】
1 同意する。承知する。
「しかれども、玖賀媛(くがひめ)―・はず」〈仁徳紀〉
2 甘んじて受け入れる。与えられたものに満足する。
「清貧を―・ひて」〈読・雨月・菊花の約〉
3 人の心に合うようにする。機嫌をとる。
「言(こと)ヲ―・イ面ヲヘツラウ」〈日葡〉

同意する、承知する。甘んじて受け入れる。

確かに占いに本気の的中なんて求めてなくて、自分が進もうとしていることや、考えていること、つまり自分の心(うら)が間違っていないことに同意したくて、承知したくて、自分の現状を甘んじて受け入れて、前に進むために背中を押して欲しいだけなんだよなあ、と。


羨ましい、羨むは・・・

ちなみに・・・

羨ましいの語源は「心」やましい
羨むの語源は「心」病む

なるほど。無意味な嫉妬ほどやましくて心が病むことはないもんな。

今後とも大好きな占いで前向きになりながら、他人に羨んでばかりじゃない自分になれるように頑張りたい次第でございます。

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