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夏の旅日記 甲子園→大阪

今年も夏を感じる体験をしてきた。夏といえば〇〇と各々、思うものがあるだろう。私の夏といえば甲子園だ。野球を始めた小学校3年生の時から、甲子園は憧れであった。だから、夏が来ると無意識に”甲子園”を連想してしまう。

朝の6時に甲子園球場に着いた。久々に見た甲子園球場は神聖な空気をまとい立派だった。早朝だが、球場の周りには多くのファンが開場を待っていた。今年はコロナが明けて久々の声出し応援と、あらゆる規制が緩和されたことで、観客たちも早く試合が見たいとうずいていたのだろう。

開場されてすぐは空席が何個かあった。しかし、第一試合の六回ぐらいになると、徐々に自分の周りの席が埋まっていき、気づけば満員状態になっていた。そして、応援の迫力が一気に増した。

両校の選手がファインプレーをしたりガッツのある行動をしたりした時は、スタンド中から拍手が送られた。一度は、夢見たこの舞台。こんな素晴らしい環境で野球ができることが羨ましいと感じた。

しかし、当然だが甲子園に出たからといって良いことだけではない。勝つために緊迫した場面もある。その緊張感はスタンドで見ている観客にも伝わる。自分の心臓の音が聞こえるほどの緊張感だ。思わず目を背けたくなることもある。それでも、選手たちは観客の何倍もの緊張感を背負い、目の前の相手と戦い続けなければいけない。

そんなことを考えると、もし仮に自分がこの舞台に立ったとしても、戦える自信がない。だからこそ、見るだけで十分だと感じてしまう。今は、無駄なことを考えずに純粋に彼らを応援しようと思った。

甲子園を見終わった後、大阪観光をした。ただ試合を見て一喜一憂しただけだが、一丁前にお腹は空いていた。このお腹を満たすために、とりあえず焼肉屋に入った。

この店が、素晴らしいことにすごく美味しいかった。肉は脂がしっかり乗っていて柔らかい。お店の特製ダレにつけて食べると、なお良かった。特に美味しかったのがホルモンだ。大阪といえばホルモンであり、やはり別格だった。また、ユッケも久々に食べたが”サイコー”の一言に尽きる。

残念だったこともある。店の看板商品であるアゴ塩が売り切れだった。それは、とても残念だった。次の旅の課題となった。

焼肉屋を出て、次に向かったのが金龍というラーメン屋だ。焼肉後の締めといったらラーメンというのは言わずもがな。このお店は、とにかくラーメンが出るスピードがはやい。そのスピードは吉野家にも勝る。

ここのラーメンは豚骨ベースだが、豚骨味が薄く醤油っぽいあっさりした味わいで焼肉後でも食べやすい。チャーシューは切り落としされたものがトッピングされている。ご飯が無料だから、焼肉に行ってなかったら3杯はご飯を食らえたと思う。それぐらい美味しく、完成された味だ。

観光の時ぐらいしか暴飲暴食はできない。好きなものを見て好きなものを食べる、常日頃のストレスを解放してくれる。旅は行けるうちに行っておこうと改めて感じた。

以上が甲子園から大阪の観光日記だ。


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