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第1回【手話ってムズいっすか?】(たきお)

今日の記事を担当させていただきます瀧尾(たきお)です。
「今日の記事は○○さん、明日は△△さん…」みたいに、色んな方の視点や専門性を聞けるのは面白いし、何よりその日の○○さんが主役になれば、○○さんもサプライフのことをもっと応援したくなるんじゃない?!って提案させていただきました。
#西野亮廣さんが言うところのBBQ型です
#一緒に作った方が応援者が増える


▼自己紹介
さて、今日は自分の専門(アイデンティティ)でもある、#手話 について。
まず、自分は
#手話の人 (第二言語が手話ってイメージ)
#保育士
#手話通訳OK
というレア人材です。
職場→手話で生きる子どもの学習支援 『あ〜とん塾』
ってことで、サプライフさんとはこんな風に関わらせていただきました。
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2020.11.22 目と耳で楽しむ朗読ショー 絵本「えんとつ町のプペル」で子ども向け手話通訳
https://youtu.be/LjzudAl4vb4
2020.12.9 としまキッズパーク×あ〜とん塾
https://www.facebook.com/100031725.../posts/377443236656531/
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▼「わたし、手話できないから…」
こんな活動をしてるとよく質問で、
「手話って難しいですかね?」と聞かれます。
これ”あるある”なんですけど、つい先日も、ろうの子どもへ手話通訳をしていたら…
(聞こえる大人)
あの〜…子どもにピシッと真っ直ぐ立って欲しいのですが通訳お願いします」
みなさんだったらどうしますか?
難しく考えないで、”立って欲しい姿勢”をダイレクトに子どもにやって見せてあげれば、真似してくれますよね。
(聞こえる人)「『かなしい』って手話でどうやるんですか?」
#かなしそうな表情はできますよね
(聞こえる人)「『さようなら』って手話で言いたいんですけど」
#ばいばいと手を振るのが一番通じそうじゃん


▼「できないからやってよ」
そうやって「難しそう…」から入って距離を取られているのが #手話 です。
でも、みなさんの身体から自然に出される”通じそうな動き”が、実は #手話 なんです。
ちょっとでも自分と違ったら、「もう無理だ」と諦めて他の人に頼っちゃう方いませんか?笑
ある飲み会の席で、
「かんぱ〜いの手話が分からないので代わりにやってもらえますか?」って頼まれたんですけど、
「高々とグラス持って、ウェ〜イっていいながらカ・ン・パ・イ!でいいんだよ!笑」とツッコんだ経験があります。
#その日はなんかすごいモテた


▼便利だけどつかうと失われるもの
まあ、通訳や介助者(親も)ってすごく便利で、頼るとコミュニケーションも円滑にいくかもしれないんですけども…。
#なんさいですかと隣の親にきけばすぐわかるけどやっぱり子どもにききたいじゃん保育士なら
肝心の「当事者同士のかかわり」が薄れるのはもったいないな〜といつも思っています。
もうちょっとがんばれば通じるのに〜…って。


▼まとめ
ということで、今日お伝えしたいことは…
「あなたが”通じるかな?”と思う方法でいいから、ちょっとがんばって近づいて!」でした。


▼明日から使える意識
・海外にいったとき、あの身体全身フル活用して伝えようとするあなたの”それ”を使って、ろう者(手話でいきる人たち)に近づいてみてください。
・ここだけのハナシ、「手話ができる人」よりも、「手話ができなくても、がんばって近づいてきてくれる人」の方が断然よろこばれますよ!


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