心理学｜ヒトラーの演説
こんにちは。とらねこです。
先日、セミの鳴き声が聞こえてたんですが、一変してカエルの鳴き声に変わりそうな天候だよね。
雨が続くと土砂災害の危険もあるから、気をつけたいね。
ここ最近はほぼ毎年、大きな災害があるから、今年も備えた方がいいかもしれないよね。
さて、今回のテーマはヒトラー。
ヒトラーを知らない人はいないと思うけど、実際にどんな思想で活動してたのかは知らない人が多いみたい。
簡単に彼の人生の概要をまとめてみよう。
本名はアドルフ＝ヒトラー。
オーストリア＝ハンガリー帝国生まれのドイツの政治家で、国家元首。
1889年4月20日生まれ。
ナチスの党首で、第二次大戦の中心人物。
アドルフという名前は「高貴な狼」、ヒトラーは「日雇い農夫」という意味。
最期は拳銃自殺で幕を閉じる。
彼の有名な言葉の一つに、憧れているだけで自由を獲得することはできないがある。
これが彼の原動力になってたんだと思うけど、愛国心がすごく大きい訳ではなかったんです。
アドルフは幼いころから引っ込み思案で、積極的に前に出るタイプじゃなありませんでした。
幼少時代も青年時代も。
第一次世界大戦で戦ったときも、言われたことをやる。
今でいう、指示待ち人間だったんです。
自分から動いて、積極的に行動するタイプじゃなかったんですよ。
第一次世界大戦の敗北は、若きアドルフにとっては大きな衝撃だったと思います。
精神障害を負ったものが多く、戦争の第一線から身を引く者は多かったそうです。
ですが、アドルフは職を離れることはありませんでした。
その理由ですが、一日でも長く職に就くことで生活を安定させたかったからだといいます。
思っているイメージと少し違いませんか？
当時のアドルフは、生活のために戦争に行ってたんです。
強いリーダーシップを持ってる印象がありますが、これはある出来事がキッカケになるんです。
三十歳の頃、アドルフは兵評議会の選挙で選ばれています。
任務は、革命の調査と摘発でした。
この任務を淡々とこなすと、認められ昇進することになります。
次にマイヤー大尉との出会いが大きな転機になります。
彼は、アドルフの隠れた弁論の才能を見つけ出し、徹底的に指導したんです。
ミュンヘン大学の論客に磨きをかけてもらったんですね。
その中に反ユダヤ主義者も多く、その影響を大きく受けたと言われています。
これが、彼が独裁者へとなる第一歩です。
アドルフは、ドイツ人の単独国家を目指すドイツ労働党に注目します。
わずか五十名ほどの政党だったんですが、ドイツの愛国心を持つ重臣も多かったようです。
社会民主党や共産党などのマルクス主義と対立していたんです。
マルクス主義から労働者を解放を目的にしてたんですね。
ドイツ労働党のある議会のときに、ある講演者がバイエルンはドイツから分離してオーストリアと一つになるべきだと発言するんです。
そのときに、聴衆席にいたアドルフが立ち上がり、ドイツの一体性を維持する立場からこれを反論したんです。
この演説を聞いた議長は、短いが場を一変する鋭い演説に驚きを隠せなかったようです。
場は熱狂し、労働党が熱意に溢れたそうです。
これがきっかけとなり、議長はアドルフの入党を要請します。
ナチ党の礎ができたんですね。
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