見出し画像

【CWS】2023年7月振り返り & トレードデッドライン

7月の戦績は7勝16敗。7月31日時点で首位MINに11ゲーム差の4位。トレードデッドライン(TDL)では、完全に売り手に回り、来シーズン以降を目指した補強をし始めました。


7月対戦成績

vs OAK A   1勝1敗
vs TOR H   3連敗
vs STL H   1勝2敗
オールスターゲーム
vs ATL A 2勝1敗
vs NYM A 1勝2敗
vs MIN A  3連敗
vs CHC H  2連敗
vs CLE H  2勝2敗

H: ホーム、A: アウェイ

何とか勝率5割まで回復すれば地区優勝のチャンスありと僅かな期待を持っていましたが、オールスターゲーム前のTOR戦で3連敗して、今季は終戦を覚悟しました。ヘンドリックスの離脱は想定外でしたが、それ以外は打線も比較的強力で、先発投手陣、中継ぎ投手陣もそろっており、開幕前は地区優勝を狙えると期待していましたので残念です。

7月のベストゲーム

7月28日 vs CLEガーディアンズ

先発ローテーションの谷間でしたが、CLEガーディアンズ打線を0点に抑えて勝利した試合です。
今季オールスターゲーム初出場のルイス・ロバートJr.が29号本塁打で先制。

今季レギュラーに定着したジェイク・バーガーが、追加点となる25号本塁打。

主力の先発・中継ぎ投手をトレードで放出した後の試合でしたが、先発のトゥーキー・トゥーサンが5回を無失点に抑えて今季初勝利。グレーブマンが抜けた後、クローザーとなったグレゴリー・サントスが2セーブ目を挙げ、3対0で地区優勝を争っているCLEガーディアンズに勝利しました。

7月月間チームMVP

チームで最も活躍した選手を1名選んでみました。

野手:ジェイク・バーガー

7月は、3試合連続本塁打を記録するなど、チームトップの月間8本塁打。

トレードデッドライン

今年は売り手に回り、早々と今オフFAになる選手を中心にトレードで放出し、プロスペクトを確保する動きを積極的に展開しました。

ルーカス・ジオリト & レイナルド・ロペス (CWS ⇒LAA)

先発のジオリトと、中継ぎのロペスの2人をLAエンゼルスに放出しました。LAエンゼルスは、このトレードでワイルドカードの座を狙う姿勢が明確になりました。大谷選手にはポストシーズンで活躍してほしいので、ジオリトとロペスには、移籍先のLAエンゼルスで活躍し、チームのポストシーズン進出に貢献してほしいです。

その代わりに獲得したのが、両打のエドガー・クエロ捕手と、左腕の先発投手カイ・ブッシュの2人です。グランドール捕手の後釜が必要で、先発左腕は絶対に必要でしたので、かなり良い補強です。2024年から活躍を期待したいですが、本格的にメジャーで活躍するのは2025年くらいでしょうか。

ランス・リン & ジョー・ケリー (CWS ⇒LAD)

先発のリンと、中継ぎのケリーの2人がLAドジャースにトレード。ケリーは古巣復帰です。優勝争いやポストシーズンの重要な場面でカギとなる中継ぎ投手と、経験豊富なベテラン先発投手をLAドジャースは獲得しました。

その代わりに獲得したのが、ニック・ナストリーニとジョーダン・レジャーのプロスペクト右投げ投手2人と、中堅どころの外野手トレイシー・トンプソンの3人です。トンプソンは古巣復帰です。

ケンドール・グレーブマン (CWS ⇒HOU)

グレーブマンのHOUアストロズ移籍は、古巣復帰です。優勝争いとポストシーズンに欠かせないリリーフ投手をHOUは補強しました。

その代わりに獲得したのが、プロスペクトのコレイ・リー捕手。LAAから獲得したクエロ捕手と、グランドールの後釜の正捕手争いをすることになりそうです。

ケイナン・ミドルトン (CWS ⇒ NYY)

今年は全く動きがないと思っていたNYヤンキースに、救援投手をトレードで放出しました。

その代わりに獲得したのが、プロスペクトの右腕カレラ投手21歳。

ジェイク・バーガー (CWS ⇒ MIA)

今季長打力が花開いたバーガーをMIAにトレードで放出しました。今季25本塁打を打ち、FAになるのも5年も先のバーガーをトレードで出したのは意外でした。CWSはバーガーを放出しても、サードにはモンカダがいて、DHはボーン、シーツ、ヒメネスと沢山選手がいますので、バーガーを放出してでも、先発左腕のプロスペクトの投手が欲しかったようです。

代わりに獲得したのが、左腕のエダー投手24歳。投手陣整備が重要というのが、チームの判断だったようです。

トレード獲得選手

今回のトレードで獲得した選手を見ると、先発投手強化(特に左腕)、捕手の強化というチームの方針が明確です。確かに野手は、ロバートJr.、ヒメネス、ボーン、アンダーソンと選手が揃っていて、オスカー・コラスの成長も期待できるので、必要なのは投手と捕手と言っていいでしょう。その補強ポイントをトレードで獲得しました。

トレード移籍選手

トレードで移籍したは、全員ポストシーズンに出場して活躍する姿を見せてもらいたいです。

今季のポストシーズン進出の可能性は事実上なくなったので、次回のNote更新は、シーズン終了後に2023年の成績を振り返りたいと思います。

※ヘッダー画像は CWSツイッターの画像より。
※全ての商用的あるいは著作権侵害の意図を放棄して投稿します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?