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ソウルライター記事第4弾

ソウルライター成宮成人
https://note.mu/superstar761019
ソウル記事第4弾

相手の心にある、思いを伺い
取材することで、支えではなく
道しるべとして新たなスタートにしてほしい
そんな思いで始めました。
取材の日が、貴方の新たな記念日で
あるように。

第4弾は、詩ーパースター・福本和哉さんです。
読んで頂き、何かソウルが揺さぶった方
是非取材させて下さい。
活動支援者様も募集致します。
この記事をたくさんの人に読んで頂きたいので、出版社やメディア、自身としては
フリーペーパーや自身のHPで広げていきたい次第です。応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

詩ーパースター・福本和哉
https://note.mu/fukumotonote/n/n5899be3dbe49

-孤高の詩ーパースター☆福本和哉-

彼は今「枯渇」している。

僕が思う彼の輝きとは裏腹に、彼の笑顔の場所は
僕の記憶の中にしかなかった。

福本:「なぜ詩を書いているのか?という
自問自答が答えられない。発信も一旦全てやる気が
起きなくなって、、疲れた」
成宮:「話、聞こうか?」

彼は先日2冊目の詩集「こどなのうた。」を発売した
彼の心が散りばめられ今の彼なりのメッセージが
読んでいて、強くさせてくれたり時に笑わせてくれたり
そんな背中を押してくれる一冊になっている。

そんな彼は今、誰よりも後列にいる
彼は一体、何を失ってしまったのか
敢えて、取材したくなった。

取材当日、僕の行きつけのラーメン屋で
行った。
僕が知る彼の装いとは異なり、
全身黒のコーディネート。普段のはにかんだ笑顔とは
違う飛び立てない鳥のような面持ちは
僕の印象を飛び越えた。

僕も画家として活動するに辺り
運動選手のように身体は動かさないが
精神力を使う。
作品を作るに辺り、削られるように
スタミナが減っていく
僕甘さからメンタルが弱くなり
些細な事で不安定になったりイライラしたりする
僕は何かを産み出すと表現している
頭の中にそのエネルギーのような
塊があってそれをどこからかギューっと
出していく。
それが完全に出し切れたら全身の力が
抜けていくのを感じる。

彼はそこまでかは分からないが
水の無い水槽を泳いでいる。

成宮:「作品を発表してから、いろんな所から
作品の事とか聞いたし、SNSで話題になっていたけど
それからイベントとか何か活動とかしたの?」

福本:「いや特にしていない。詩って
歌とかみたいにライブが出来るわけでも無いし
発表する場所がない。ポエムとか語りの場とかは
あるけど、そういうのじゃないんだよなあ」

成宮:「人が目に止まるような、きっかけがあれば
いろんな活動にも繋がると思うんだけどなあ」

福本:「うーん。。。」

福本が出版した「こどなのうた。」
実際自分も読ませていただいた。
この本を読んで背中を強く押される言葉もあれば
引く場面もある。時に言葉は励まされる事もあるが
同じ言葉でもシチュエーションによっては
うまく捉え切れない事もある。

彼の詩の中で
「どうでもいい」という言葉がある
一節を拝借すると

全てが本当
どうしようもないのですから
どうもしなくていいのです

悲観的になる必要がないのです
どうでもいいのだから

でも、悲観的になってもいいのです
どうでもいいのだから

どうでもいいことを知ると
少し呼吸がしやすくなります

とある。

実に彼らしい表現の仕方だ
面と向かって考えると「無責任」だと
思うかもしれない、どうでもいいという
言葉でも彼は愛を込めている

あなたが笑えますように
ここに愛を込めました
本の後ろ帯に記されている

つまりこの本は
「きっかけ」と「気づき」だ
どうでもよく解釈する事で呼吸しやすくなり
ある日気づくのだ。

どうでもいいと

その瞬間は心地よくなる
とすると、この本はさらに面白さを増す。

そして彼は「枯渇」している
きっと全力でこの本に出力したのだろう

そこでアーティストととして
何か出来ないか提案してみた

成宮:「今度この店で個展開くんだけど。
この絵を見て何か『詩』をつけてくれないかなあ?
いつかコラボとかして見たいなあと思ったんだけど
この機会に何か面白いことがしたい」
福本:「どんな絵を飾るの?」
成宮:「例えば、前回展示した花魁の絵とか新作も
入れたい」
福本:「面白そうだな、いつか一緒に何かして見たいなと
思っていたけど、やってみたい」
成宮:「来月だから、半月ないけど出来る?」
福本:「どの作品を展示するから、教えて」

アーティストとしてしか彼にしてあげられる事は
出来なかったけれど、何かの
「きっかけ」になり、これからの活動への
何かの「気づき」の一つになればなあと僕は思った。

後日、本人にその後
詩ーパースターはどれくらい元気になったかを聞くと
「8割」と言っていた。

本人にしか無いバロメーターで
詩ーパースターは輝きを既に取り戻す所か
増しているのかもしれない。

アーティストは「孤独」である。
「孤独」を強さに変えた時
素晴らしい作品が生まれる。

彼はまだまだいろんな所から
満たし、感じる事で
新しい詩が産まれる事を信じている

だって彼は、みんなの
詩ーパースターなのだから

ソウルライター 成宮成人

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