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人を説得する効果バツグンの方法はメリットをお金に換算してあげること(禁煙)

こんにちは、Nick(@supersoNick_boy)です。

リアライズブログ|外資系サラリーマンの生存戦略
というブログを運営しています。

noteでは特にオススメな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。

禁煙についての相談を受けました

昼休み中に後輩から禁煙について相談を受けました。

20代前半のころにタバコをやめてからかれこれ10年以上吸ってないということを前に話したことを覚えていたようです。

後輩は家を建てる契約をしたので、支出の見直しをしたいんだそうです。支出の見直しと言ったら、真っ先に禁煙が思いついたとのこと。

けどこれまで何回も禁煙しようとしても禁煙できなかったから、10年も禁煙に成功している私に相談してきたという流れですね。

とはいえ、自分は「禁煙し続けている」という自覚はなくて「タバコを吸わないひと」として生きているだけなんだけど・・・。

次々とデメリットを伝えるも効果なし・・・

最初にタバコを吸うことの身体的なデメリットを伝えました。次に「禁煙」だと我慢になっちゃうから、生まれてから初めてタバコを吸うまで自分もそうだったはずの「タバコを吸わない人=ノンスモーカー」になればいいんだよという精神的なアプローチを教えてあげました。

あと、習慣化についても伝えました。タバコを止めるとなると一生我慢しなければいけないみたいな感覚に陥り、それがストレスとなって結局そのストレスを解消するためにタバコを吸ってしまうと。

吸わない人から見ると「なんじゃそりゃ」って感じだけど、喫煙者からするとそれくらいストレスと喫煙は強く結びついてしまってますからね。

だから、たいていのことは60日続ければ習慣になるから、まずはタバコを吸わない生活を60日だけ続けることを目標にしてカレンダーに毎日バツ印を描くこともおすすめしました。

ここまで、身体的なデメリットやストレスに対する向き合い方や習慣化の仕組みなんかをざーっと説明してみたけど、後輩は全然ピンと来てませんでした。

「いやーそのくらいじゃオレはタバコやめないっすねー」とか、なぜかちょっと上から目線で自慢げに言ってきました。なんなんだこいつ。笑

伝わらないならお金に換算してみよう

そこで視点をかえて、タバコを止めることでどれくらい金銭的に差があるのかを伝える方向に切り替えてみました。これが効果抜群でした。

まずは「毎月いくらタバコに使ってんの?」と聞いてみたら「そうっすねー、ひと箱が600円でー」とかって計算しだしたからまずはそこで驚いてしまいました。毎月タバコにいくら使っているか把握してない!

結局、本人でも驚きながら「毎月12,000円くらいですねー」と言ってました。1,000円以下で動画見放題のアマゾンプライムみたいなサービスがある現代で、毎月12,000円もかかってしかも不健康になるなんて、なんて恐ろしいサブスクリプションサービスなんだ!と思いましたが、せっかく話を聞く気になってくれている後輩のモチベーションをさげたくなかったので口には出さないでおきました。

運用利率を5パーセント仮定で毎月12,000円を積み立てNISAで20年運用したらどうなるのかを楽天のシュミレーションでサッと計算。

積立金額が2,880,000円で運用益が2,052,404円なので総額4,932,404円!

つまりタバコをやめるだけで20年で2,880,000円浮くだけじゃなく、しっかり投資すれば約500万円も差がつくということになります。

タバコを吸い続ければ20年で500万円損してさらに不健康になり続ける。今この瞬間からやめるだけで20年後に500万円手に入る!

この事実を目の当たりにした後輩は

「いままでの説得の中で一番効きました・・・!」

と言ってて笑ってしまいました。笑

誰かにタバコを止めてもらいたいのなら、健康面でも精神面でもなく、やっぱり金銭面からアプローチするのが一番効果があるということを学びました。

けど後輩は、そのあと

「500万円あれば新車が買えますね!」

と言っていました。お前はいまから家を建てて35年のローンを払ってくんじゃないのかい。車を買い替えるならせめて中古だろうに。と思ってしまいました。笑

ちなみに支出の見直しに関しては『お金の大学』という本がオススメです。

わたしはこの本のおかげでかなり支出をカットできました。

禁煙じゃなくてノンスモーカーに戻ろうというコンセプトはこの本から学びました。

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