世界が破壊される前に日本に何ができるか 単行本(ソフトカバー) – 2023/1/28孫崎享 (著), 副島隆彦 (著)

世界が破壊される前に日本に何ができるか 単行本(ソフトカバー) – 2023/1/28
孫崎享 (著), 副島隆彦 (著)
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銀河英雄伝説のバグダッシュ中佐の名言
「世の中に飛び交っている情報には必ずベクトルがかかっている。
誘導しようとしていたり願望が含まれていたり。
その情報の発信者の利益を図る方向性が付加されている。
それを差し引いてみればより本当の事実関係が見えてくる」
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今日、3冊ほど、まとめて読み飛ばした。
細かいところを読み直すべきなのかもしれないが、時間や体力の制約もある。
いくつかの国や地域の諸事情もあるが、副島隆彦の陰謀論か陰謀論の扱いでしか情報統制の中出せない情報を見る。

不思議なのは、反米あるいは日本中立派の政治家や外交官も何人も死んでいるだろうに、全滅はしていない。
それが不思議。
そのへんで、第二次世界大戦そのものが、英国による支配体制の修正行為という説もあるが、その中で、米国と言う一番大きな英国の植民地と宗主国の綱引きがあって、そのほかの国の諸々が重なっているのだろう。
本書で出てくる、孫崎氏の知り合いのMI6の人のくだりなどが偶然を装った必然と仮定した場合見え方も異なるだろう。
僕が勝手に言っている、イブサンローランのマークは日英でUSダラーをコントロールするという符号。

本書では、ロシアや旧大日本帝国に関連する過去の歴史の話はそんなにページ数が割かれていなかったように見えた。
そのへんも含めて、安倍晋三回顧録と同じく、こういう本の内容と出版のタイミング自体が外交にも見えてくる。
改めて、核兵器は一見派手に見えるが、世界の歴史を紐解けば、思想や政治とペッグした一般兵器や化学兵器、あるいは苦役や意図的な飢餓の方がはるかに大量の人間を殺害や貧困に追いやっている。

そして、プーチンと旧KGBがウクライナを戦場に設定したという発想も抜けている。
結果的に得をした奴が真犯人の原則でいえば、ロシアとアメリカが物理的には得をしている。
結局、今の激戦で行われているのは、囚人の始末と新兵器や新戦術の実験だろう。
そして、ロシアからベラルーシに逃げたロシア国民も、一つは亡命だが、もう一つは、様々な情報拠点の分散の意味合いもある。
英国も米国も、欧州諸国も一つではない。
あの、ロングテレグラムの有名な内容は、ひっくり返して、欧米諸国にも当てはまる。
増税、年金支給額減額、徴兵、その他、ゼレンスキーの前に俺たちにうまい飯と教育機会、就業機会を与えろと各国民は思っている。

このウクライナ紛争の最中、中小各国の思惑も分かれている。
トルコの地震は人工地震臭いとか、タイミングの良さに驚く。
ノルトストリームの次はトルコストリームか?
一方で、その時に、値上がりするモノがある。
そういう流れの中で、ノルトストリーム破壊工作はウクライナ側によるものの可能性が高いと、日本の新聞にまで報道が出ている。
報道管制の中で、やるべきことをやる人はやっているのだろう。
誰の言葉を引用すれば話が通るのか?

陰謀論とかディオバン事件で失業とか、そんなディープな人生より、もっとライトで悩みのない人生を送りたかった。
本日2023年3月15日発売の少年マガジンの、女神のカフェテラスみたいに。
2023年3月15日 22時22分。

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