16 #2023年6月18日。#南葛SC #厚木はやぶさFC #村越健太 #ブリオベッカ浦安 #横浜Fマリノス #天皇杯

16
2023年6月18日。
#南葛SC #厚木はやぶさFC

2-2 PK6-7

マイボールを大事に、手堅くやれば勝てる。
前線の若手は交代もいるし、フリーランニングでおっさんの分まで相手バックラインのスタミナとメンタルをガンガン削ってやれ。
そしたら、後半には相手の守備はほころぶ。
皆で勝とう。
#南葛SC

試合前に入れたコメントは、幸か不幸か結果以外だいたいそのようになった。
細かい部分はともかく、14と22がベテランの分までスプリントをかけまくり、後半3分で2-0。
しかし、後半9分に2-1になり、2-2に追いつかれ、延長戦は個人の都合でみれなかったが、そのままタイスコアでPKで負けた。
こちらの得点はいずれもカウンターから。
一方で、失点は一度右サイドの奥まで行かれて、戻したボールにプレスに釣り出されざるを得なかった今野さんの裏で1対1で攻略された。
二点目はセットプレー。

とはいえ、よくわからない勝ち方よりは良かったと個人的には思う。
敗北はよくはないけど、内容は今期で一番良かった。
大前は下部リーグの敵の特徴を掴んで、何度も高い相手の想定内のプレーを逆手にとってマイボールにした。
39分42秒は飛び込んでくる相手をインサイドのブーメラントラップで、あの有名なぴレスからベルカンプのように置き去りにした。

フィニッシュの精度とか、それを結果論でいうよりも、より良い体勢でシュートを作りに行ける回数を高める方が良い。
ボールのキープの時間も体勢もだいぶ良くなっていた。
偶然のようで、ユーロネーションズリーグ決勝の先取りのように、良い内容でPK負け。
アレは、うがった見方をすると、ほぼ引分けで、かつ、久保建英のラ・リーガのベストイレブンの市場価値増大。

三位決定戦は、オランダ2-イタリア3。
終了間際のすんごいシュートミスもあって、決勝点はキエーザ。
有名な選手の息子でもあるが、イタリア語をかじっていると、教会だと知っている。

メッシはブスケツを引き連れて、アメリカ大陸。
今の世界情勢で、ウクライナ戦線が西に拡大するか、中東や極東アジアで火を噴くか、はたまた、欧州やアメリカ大陸で内戦がおこりうるフェーズなので、凄く考えさせられる。

https://www.youtube.com/watch?v=q9A6sJnbG0Q
モドリッチの立場に立てば、選手引退も代表引退もあり得るが、一方で、サッカーが所詮欧米支配層の玩具であることを考えると代表続行さえあり得る。
祖国のために戦う、と言うことはクロアチアの成立過程まで含めて凄く絡み合っている。
と言うのは、国際政治やインテリジェンスマニアの話なので、話を南葛に戻そう。

三原や下平匠は良くも悪くもいつも通りだった。
14がもう少しい位置でボールを引き出せれば、チャンスのレベルは上がっただろうが、技術もコミュニケーションもそんな簡単に上がらない。
デビも失点に絡んだものの、相手も密集を崩す技術と走力は十分だったので、あんなもの。

今野さんは、前半一回ミスってかっさらわれたのが見えたが、圧巻だった。
DHというか、フォアリベロとして、担当スペースとマーカー、あるいは状況に応じてそれらを捨ててプレスの輪に加わって奪いきる判断が日本代表だなと思わせる。
フィードの質や攻撃参加では元プロの多い南葛でも目立たないが、それだけに、それでも守備のマルチな能力と判断の高さがわかる。
たぶん、味方の視野とか守備範囲とかカバー能力が頭に入っているのだろう。
自分より足の速い選手に対しても、いつ間合いを詰めて、いつそうしないかの判断が見ていて勉強になる。
リーグのレベルとかけっこのレベルは関係ないので、そういう部分の判断は若い選手のお手本。
中盤の構成の問題もあるが、バックラインの判断や技術の水準が乖離するとラインのずれなどになってかえってうまくいかないので、いまはこのポジションが良いと思う。
今野さんが守備のかなりの範囲をカバーしているので、玉城選手のすわりも良かった。

大前さんや関口さんは出来て当たり前だし、ビデオを振り返って、この味方と相手の構成なら、それぞれのシーンでベターな動きとか判断はあったなあと言うのはご自身で処理されていると思う。
楠神さんも、大前さんのパスを左前に動きながら引き出して落としたプレーはパーフェクトだった。
味方を信用せずにパスレシーブの動きを変えてフィニッシュまでと言う発想もあるが、それをやる選手ばかりになるので、これは難しい。

14番はボールを貰う前と貰った後の動きさえできれば、村越健太を追い抜いていくと思う。
自分のやりたいことだけではなく、相手の守備陣の嫌なことを見透かせば、遠目の間合いからのキックフェイントやまたぎの意味も分かる。
つっかけても足からボールが離れないようにするには、メッシと三苫薫あたりのボールの動きを見て、バックスピンとノースピンを操れると良い。

まあ、周囲はいろんなことも言うだろうし、内部でも色々あるかもしれない。
けど、あの相手に、この内容だったら、開幕からのドタバタを思えば良かったと思う。
2-0で勝っている時の時間の使い方やボールの回し方、あるいは、相手の特定選手のスタミナを奪いきるようないやらしさはあっても良かったように思う。

けど、そういう事も、内部の意見とか気分もあれば、監督やフロントの考えもあるので、思ったことは書くけど、それぞれが肯定なり否定なり、考えてくれるのが一番だと思う。

ちょうど、天皇杯で、マリノスと激突した村越健太のツイッターがあって、点取れたんじゃないの、ってコメントに、某サポにキレられましたが、選手の気持ちをよく理解していれば、普通だと思う。
物事の評価には二面性と言うか多面性があって、あの試合では、上からの指令だろうけど、本当に勝てる瞬間しか仕掛けなかった村越を見た。
良くも悪くも。
よく言えば、戦術通りで、あと一歩まで追い詰めた。
悪く言えば、ウイングなり、オフェンシブの位置なりで、スピードを見せ球に、キックフェイントや何とかを入れて相手をもっと揺さぶれたんじゃないかと思う。
1年半村越を見て、ボールを受ける高さ、ボールの持ち出し方、カットインのボールタッチなどの成長を見てきたので、あの相手にやれると思う。
これから、彼のキャリアや成長がどんな曲線を描くか知らないけど、トップのすぐ下には才能あふれる経験不足知識不足の原石がごろごろいる。
そんな選手の一人なわけで、甘く言えばマリノス相手によくできましただろうし、悪く言えば、マリノス二軍中心相手にもうちょっと仕掛けてマーカー二人引き連れたら、マリノス移籍が勝ちとれたかもしれないと思う。

まあ、例によって長くなってしまって、誰も読んでないと思うけど、JFLにあがれなかったら一緒という考え方もあるし、出だしが悪かった中で、PKで逃したのもしょうがない。
それを言うなら、シーズンの最初から、技術戦術やコミュニケーションを突き詰めていればよかっただけの話でしょ?

梶塚大哉のフィードがどれくらい変わったかわからなかったのが残念だけど、終わったことは仕方ないし、今季終わって、昇格か、降格か、引き抜きか、クビか、そういうものがかかっているので、次の試合でも一つずつ工夫を見せてくれたらと思う。
本や関係者からピッチ内外の事情も色々聞きかじっているので、敢えてこういう書き方をするけど、少し妬みながらも、年齢上がってサッカーやっているバカはバカのまま頑張ってほしいとは思う。
真実なんか1%もないと思うけど、長くやっていれば、ちょっとしたパス、トラップ、キックでそいつがどれだけサッカーを考えてボールを蹴ってきたか見え隠れする。
人生やり直せるなら男女の出会い系競技でゆるくやっていたと思うけど、こればかりは仕方ない。
2023年6月19日16時28分 エア指揮官。

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