書評 #銀河英雄伝説 #藤崎竜 24巻 #六甲学院 #佐藤優 #大阪赤十字病院 #白竜HADOU

銀河英雄伝説24巻。

理解と感情の複雑性と病理学。

25巻の書評が一瞬で通った昨日。
当日だから、テキトーに通したのだろう。

それから、数合わせの兵庫医大整形サッカー。
珍しく精鋭たちはいない。
仕事や家事でずっと来れてなかった奴ばかりで、体力が一過性に落ちていた。
その中で、自分の思った質と量の練習の出来ない奴がいらついて周囲に圧力をかけていた。
そういう時に、仲間にどのような言葉や態度をぶつけるか?
たぶん、スルーパスと聞いて一つしかイメージできない選手にはまだ難しいのだと思う。
経験の問題か、知性の問題か、そのバックグラウンドとなる過去や現在の環境のせいかそれは知らない。

若くして開業した勘違い君の後輩も地域から逃さないで何とか残したい、兵庫の医療過疎の実情。
佐藤優のロシアの政治家の話にも似ていて、上から降ってくる悪い医師ともっと悪い医師の中で地域が誰をどのように残すか?
誰が悪い、ではなく、歴史的経緯の中でできたしがらみの中で、どこの地域で、どんな医療をやって、飯を食っていくか?

お前、Fリーグの選手の友達とケツもちのビール会社の準振り込め詐欺に半分わざとかかっただろう?
とか言われそうだ。
部活の後輩のネットワーク詐欺に引っかかった時もそうだし、タイムバンクの契約不履行もそうだが、しばしば、罠にかかる癖がある。
一方で、そんな人間たちの仲間を体育教師に雇用する実情とか地域の事情が透けて見える。
また、警察の対応から、警察は多分、僕に楽して逮捕したり法改正するアイデアを出させようとしているのだと察する。

自分にとってのメリットは自分に敵意や被害を与えた相手にまで、愛情や利益を注ぎ続かなくていいだろうという客観的に多くの人間が理解可能かつ教官可能なエビデンスを得ることである。
警察の良心は、マニュアルに基づいた順振り込め詐欺だが、現行法制で逮捕は不能という事。
弁護士に相談しても、予算が見合わない。
自分である対応をしても多分応じない。
という事であれば、おそらくは反社会的勢力かあるいはそのお使いなのだが、警察としては現時点では介入しようがないという話。
そこで、個人の名前、電話番号、会社の名前、所在地を記録に残してもらうことで合意した。
理由は、どうせ、他にもレッドゾーン越えてやり始めるから、余罪追及の時のコマにしてくださいという話。
これは、もはや、オーベルシュタインの範疇で、我ながら銀河英雄伝説を好きになって良かったと思った。
法律の境界線をしることと政治を知ることは人生の奈落をギリギリ回避する手段。

話を本文に戻せば、ミッターマイヤーの主張する信義とオーベルシュタインの主張する謀略。
どちら一方でも国は成り立たないし、継続させられない。
そして、慣れなくても国王として悪くない改革を続けていくことが、ラインハルトのメンタルの部分をむしばんだ。
今更気づくが、アニメより漫画の方が分かりやすい部分があって、キルヒアイス死去によるメンタルの不調と度重なるヤンへの敗北。
その中で、心理的にすがったのは、なんとなくそれを皮膚感覚で感じたビッテンフェルトへの意見。
猛将でありながら愚将でもあるビッテンフェルトの意見を採用する自体、ラインハルトもラインハルト政権も迷走中だったと分かる。
それでも、銀河唯一の軍事政権に異議を唱えられるものなどいない。

この巻でカーテローゼフォンクロイツェル、シェーンコップの娘が登場するのも象徴的だ。
より新しい世代での、帝国からの亡命者。
そういう所に、フェザーン自治領や地球教の匂いを感じる。
25巻のアイゼナッハと同じで、後出しで登場させてストーリーをコントロールする技術なのかもしれないが。

Medicine is an art besed on science.
ヒポクラテスの誓い、よりは役に立つ言葉。
20年前の子供の頃はわからなかったが、不定冠詞があるということは、単数形であって、様々なArtがあるという事だ。
ある面では芸術であり、ある面では技術でもある。
そして、様々なサイエンスがある。
しかし、専門学校化した医学部でそれを学ぶこともなく、セクション化された専門医の中で墨塗り教科書が横行すれば、カオスしかない。
それを統合する様々な軸があるが、儲からないし、儲かる利権団体に潰される。
学閥貴族、閨閥貴族、ケツもちヤクザの諸団体。
いまやっている日経新聞の野村證券の古賀信行さんコラム連載に過去のいきさつやよく死ぬ人たちが描写されている。
三井住友銀行やなんとかの関連書籍もそうだが、敗戦国の裏金作りはキレイではなく、また、そもそも政治が昔はもっと裏社会と密接だった。

まあ、それはともかく、利き腕の能力とかなんとか生活の相談に乗ってやったのに、悪態ついて準振り込め詐欺しかけるおっさんとか、自分のサイズの中でご飯とか機材とか面倒見たのに悪態つく後輩とか、ネットワークビジネス仕掛ける後輩とか、本当に教科書に載ってない難しい問題に親身に答えを出してやったのに掌返して暴れる先輩とかを顕在化させたことで、まあ、誰ももともと僕など気にしていないだろうが、兵庫だの神戸だのに義理はないし、過去にあった部分も、僕が無理して若い頃にカネ使ってえた知識や人脈の還流でサッカーにも神戸にも十分返したと思う。
あとは、カオスの中で、カオスの人たちがやればいい。
白竜HADOUの原発商売編で、もと京都の役所の人間が、溺れかけた子犬に手を差し伸べたらあかん。
石投げてわからせなあかん。
これはよくわかる。
ネットワークビジネスの後輩は在日自慢していたが、自ら泥を塗った形。
今は大阪の中心の十時の病院に従事しているが、結局、政治は科学の上位に来るものであり、医療はむしろ宗教。
詐術でもなんでもヒトとカネを集められる奴が偉いというだけの事。

ちなみに、京都大学が今更コロナワクチン反対の宮沢孝幸を近藤誠のように祭り上げ、あの、村中璃子までが3回で十分とか追随を始めた。
これも政治。
大学職員の枠は寄付金で、それは広告費。
産学一帯で還元されていく。
余りにも副作用が強そうだという話の中で、死亡超過が過ぎれば、その企業や横の企業の売り上げが消失するので、今更そういう人を祭り上げたというシナリオで合理性がわかる。
佐藤優の帝国主義の話と一緒で、本気で反省したわけではなくソロバンを叩いただけ。
しかし、ソロバン叩きましたとは誰も言わない。
それだけの話。

ちなみに、ワクチンよりも大きいのがワクチン行政と個人情報。
ココを抑えれば生殺与奪は思いのまま。
ワクチンが適切か否かだけではない人とクスリとカネの流れ。
だから、公明党だけでなく、あらゆる政治団体や宗教団体がワクチンを応援する。
そして、外国資本のワクチンの製造工場が国内にも作られた。
庶民は任意接種で、それぞれの事情に合わせて接種できる体制を整える団体を支持するのがまだましだと思う。
こんな辛気臭い話を戦争漫画読みながら考えるのは、バイト代が国防予算から降りてもいいんじゃないかと思う。

昨日のサッカー場には十台の未婚女子が沢山いた。
小学生。
いや、若すぎるやろ(笑)。
まあ、変なババアよりは可能性がゼロじゃないだけまだましか。
佐藤優の埼玉県立浦和高校を読み始めたが、改めて、本物のスーパーエリート佐藤優と医療やサッカーの複数科目の秀才である自分の違いを感じさせられる。
しかも、頑張って神の領域に近づいても、宗派が違うからお前は悪魔か魔女だと石をぶつけられる。
だから、昔のちょっとした知り合いや新しい知り合いの方が、まだましになってしまう。

さっき喫茶店で兵庫の過疎の村とか聞こえよがしに電話していた横の人。
過疎の村に売り飛ばせば金になるという話だろうか?
そんな世界で選べるのはせいぜい自分の死に場所だけ。
16日に電話した、6月退職の病院の源泉徴収がまだ届かない。
研修医の分際で教授様に逆らいやがってとか、僕の元上司が働いていた沖縄で研修していたコメディカルが叫んでいたのを思い出す。
田舎のもともと医療さえない村で活躍した自分やその仕事や上司の知り合いに酔うのは勝手だが、それを尊重している方の医師さえくってかかる人間は役に立たないと思われたら上司や地域に始末される。
家族ごと。
そんな事も分からない人間の方が大半だと佐藤優の本に書いてあった。
せめて、人間がどこまでも分かりあえるわけがないから、礼儀とか、距離感とか住み分けがわかる人間を大切にしていくのが大事なのだと思う。
アーメン。
2023年1月20日15時55分。

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