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子供たちの個性に向き合う

仕事を退職することを決めた際、夫が旅行を勧めてくるようになった。
「平日だとお安く行けるからママと子供2人でどこかに行って来たらいいよ」

気持ちはうれしい。
しかし子供2人は不登校児。
外に出るのもメンタルの状況で日々波がある。
なのでママは微妙に不安だ。

前日まで行くと言っていたのが、直前になって行かないと言ってみたりする小3息子。
ADHD傾向の小1ムスメは、気に入らないことがあると泣き叫び一定時間どうしようもなくなる時がある。

そんなふたりをママひとりで3日間。
灼熱の中、大丈夫だろうか💦

そんな夏のディズニー旅行の話。


可視化してイメージさせ、ママを極力手伝ってもらうために「しおり」を作成。こういうの作るのマジ楽しい。好き(笑)


ミッション1:東京駅まで無事にたどり着くこと


みんな在宅長めで慢性の運動不足だ。
前泊し、ディズニーへ行き疲れたらホテルに戻れるようにし、後泊してゆっくり帰ってくるという贅沢コースにした。


出発当日、乗り慣れない新幹線やら電車の乗り継ぎやら、大人ひとりで頑張らなくてはいけない私はちょっと緊張気味。
(頼むから何事もなく、せめて東京駅まで・・・!頼む子供たちよ)


直にみる新幹線はやっぱりテンションあがるよね~


ママの必死の念が通じて、子供たちも頑張って付いてきてくれた。
無事に東京駅に着き、舞浜でディズニーリゾートが見えた。
それで安心してしまったのね・・・

ホテルにまずはチェックインするために、ミッキーのモノレールに乗りホテルのある駅で降りる。
「ここで降りるよ~」

後ろの子供たちを振り返った途端、ママの目が点になる。
「ムスメちゃん、、リュックや水筒はどこ行った????」

????持ってない・・・・

あ~!
扉が閉まる。プシュ~~~

ムスメ自身の座った椅子のすぐ隣に置いてたのに。
降りなきゃ!!って思いが先に立って、荷物が見えなくなったんだね😢

目に見えてばっちり落ち込むムスメ。
「まー大丈夫だよ。ディズニーモノレールは1方向だからすぐ見つかるよ。ママも荷物のこと声かけなくてごめん。」

ムスメを励まし、駅員さんに声をかける。


学校に行っていれば、忘れ物や道具の管理など、すでに気が付くことも多かっただろうけど、学校に行かなければ特性に気が付くことって難しくって。
初めてムスメの特性を垣間見た気がした。


せっかくだから、これも一つの学習だなと思って対策を一緒に考えよう!

「ママも忘れん坊だからよくわかるよ。次からどうしたら忘れないでいられるかな?」
・・・・・

「電車の中でリュックも水筒も全部下ろしちゃってたじゃない?今度からは忘れないように、体から離さないようにずっと持っておくとか。最後に忘れ物ないかな~って振り返って確認するようにするとか。
すぐにはできなくても、できるようになるように練習していくっていうのはどうかな?」
『・・うん。とりあえず離さないようにしておく』


うちの子たちは旅のメインか!?ってくらいにホテルが好き。
夜ご飯も簡単なのでいいから、ホテルを満喫したい人たち。

『今日のホテルはいいホテルなの?』
「奮発しまして最高級です、息子さま☆彡」


『ママ、ありがとう』



!!!聞きました???
なにそれ?可愛すぎる!?普段言わないのに、自発的に感謝を述べてくれました!

もう3日間分報われた気持ち(笑)

ムスメも部屋に入るなり同様に
『ママ素敵なお部屋!連れてきてくれてありがとう』
と言ってくれました。


知り合いおすすめの「シェラトングランデ東京ベイホテル」さんは室内にキッズパークがある。
前泊で時間もあることなので、チェックイン後さっそく行ってみた。


程よく楽しく遊んで、明日のディズニーシーに備えて早く寝よう。
暑いけど、休憩しつつ、後悔のないように楽しもうね!

明日もママの中ではミッション満載です!



難しいから工夫をする。
工夫をするから楽しくなる。
楽しくなるから面白くなっていく。

ゲッターズ飯田

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