本が好きです

私にとって本を読むのはその世界に入り込めるからというのが大きな理由です。読んだあとはまるで美味しいフルコースを食べたような満足感や幸福感に包まれます。

小学生の頃から読書が好きで漫画も小説も大好きで、それ以前だと友達の家に遊びに行っても絵本を読んでばかりいるからつまらないと言われたとか何とか(記憶にない)

小学生の頃、年に1度学校から本を注文できるお知らせが来てまして。そこには小学生向けの小説がたくさんピックアップされており、5冊くらい欲しかったけど親に2冊までと言われて頼んだのが『にんじん』と『踊る人形』でした。

内容については割愛しますが、夢中になって読んでいた結果が今のメガネ生活に繋がっていると思いますw(0.1以下)

小学生の頃の図書館の貸出カード、両面で40冊分くらいでした。1年間で6枚くらい貸出カードを使っていたので読書量はお察しだと思います。夢中になっていたのは『ドリトル先生シリーズ』です

大人になってから映画の『ドクタードリトル』を見て爆笑しましたw
あれはあれでアリだと思います😊
ただし原作を改変してやたらと女を出して無理やり恋愛に繋げる日本のドラマは許さん。カイジに女キャラいらん利根川は男だから面白いんだわ。ガリレオにしても原作ではガリレオのパートナー的存在はいないしわざわざ女を絡めるの改悪過ぎて無理😣✋

『野ブタをプロデュース』は原作がめちゃくちゃ面白かっただけにドラマになった時ガッカリしました。ドラマのオリキャラ彰はいなくていいし、野ブタも原作の男のままなら面白かったと思います。あれはただのシンデレラストーリー…。

閑話休題

東野圭吾さんが大好きです。シニカルな笑いを誘う短編集もあり、またミステリー作家があえて推理小説のタブーに挑む『名探偵の掟』なんかも大好きです

その中でも東野圭吾さんの作品で私が人に勧めるなら『手紙』か『さまよう刃』です。
『手紙』は今読んでもかなり面白い、面白いと言っていいのかどうか…題材が斬新だなと思います。犯罪被害者を主役に描く作品はわりとあると思います。『さまよう刃』も犯罪被害者の遺族が主人公なのですが、この『手紙』は犯罪加害者の家族が主人公なんです。

兄が強盗殺人犯となり刑務所へ。刑務所から送られてくる兄の手紙はなぜか悩みもなく楽しそうで、なのに自分は犯罪加害者の家族と言うだけで周りから差別され上手くいきそうになると『犯罪加害者の弟』という立場がぶち壊してくる。兄が強盗殺人犯になったのは自分を進学させるためだったどの理由も知っているけど…

という葛藤を描いた作品です。その中で主人公である弟にこんなことを言う人物がいます
『君は差別と思うかね?これは区別だ。我々は善良な市民として危険な人を区別しなければならない』
差別と区別、似てるようで違う言葉なんですが…難しいところです。

『さまよう刃』は未成年の少年たちに最愛の娘を殺害された父親の復讐の物語です。テーマが重たいので読む人を選びますが、自分がもし犯罪被害者の家族になったとして…その犯人を知ってしまったら、警察に捕まっても未成年なら罪が軽くなることもあるとしたら、自分ならどうするかを考えると…。

読書に馴染みのない人には星新一さんをお勧めします。ショートショートという文化を確立した凄い人で、数ページで物語が完結するんです!長く書くより短くまとめて完結させる方が100億倍難しいのにそれをいくつも作っていたのは本当に凄い。ちなみに私は星新一さんをちびまる子ちゃんのアニメで知りましたw
長山くんがまる子に星新一さんを勧めるシーンがあったのです。

読みやすさで言うなら木下半太さんもお勧めです。悪夢シリーズは引き込まれる怖さがあり、特に『悪夢のエレベーター』は衝撃的な作品でした。自殺しようとする女性を止めるシーンがあり、生きてたらいいことある?と問いかける女性に対して『ない。生きてても辛いことばかりだ。だから生きてたら今日より辛いことがあるから、こんなことで死ぬな』的なことを言うんです。よく『生きてたらいいことあるから!』と説得するシーンはありますけど、これは真逆で…私にとってはこっちの説得の方が受け入れられましたw

あぁ、本を語ると長くなる💦
中学の頃に絵本の挿絵を描く授業でそのために短編を作らされたこともあるので、次回はそれを載せてみようかと思います←

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