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お正月プランを利用してみた ~ホテル日航熊本の場合~

 ここ2年ほど父の入院で一人でお正月を迎えていた。おせちは一人分なので買えばいいと妹はすすめた。しかし、添加物や保存料が気になる私は、一人でも作り、少しだと思っても毎年、結構な量になってしまっていた。
 
 昔に比べ、一人暮らしでもお正月は楽しめるものになっている。だが、やはり華やかさが足りないことは否めない。
 2019年まで、ほとんど毎年お正月に旅行をしていた。母の誕生日が元旦で、料理があまり得意でなかったから、負担を考えて。
 
 博多に旅先から大晦日の夜に着いたとき、そのまま日航ホテル福岡に泊まったことがある。そこでのカウントダウンや元旦の獅子舞等の迎春行事が楽しかったことを思い出し、今年は、地元でお正月プランを選ぶことにした。

 お正月をホテルでと決めたのは、年末に大阪に行かないためだった。結果として大阪にも行けたので、自分のご褒美として最高なものになった。

 夕食は、ほぼ毎月ランチで友達と行く『桃李』 ディナーとなると、食材が豪華になり、期待通りとてもおいしかった。ところが、いつも「おいしいね。最高!幸せだね」と笑いあって食べる友人がいないので、総合得点から若干マイナスとはなるのは仕方がない。

盛り合わせの美しさ 一番前は黄金ピータン


 年越しそばは食べられないと思っていたが,その場で揚げるてんぷらもついていて、おいしかった。
 
 午後11時40分からカウントダウン&ニューイヤーコンサートを聴きに行った。『EMILY with VISIONS」の演奏。アレンジが素晴らしく、ベースとピアノにジャズのボーカリストで素敵なコンサート。
 曲目はマイケルジャクソンのMan in  the Mirror ,  Pharrell Williams のHappy
joyful joyful (映画 天使にラブソング2)などのノリのよいもの。そのままカウントダウンに突入して、2024の幕開けをみんなで喜びあった。 


部屋からよく見えた 初日の出

 元旦はおせち料理もついたバイキング。お雑煮はふだん私が作るするめと昆布のだしで野菜中心のものと違い、焼いたお餅、鶏肉のはいったものだったが、おいしかった。

おせち料理は 各くテーブルに


しみじみとした美味しさのお雑煮

 そのあとは同じ階で、少女舞踏団「花童」の祝舞を見た。現在は県内外の公演にとどまらず、ソウルや上海にも活動を広げている。お茶のお手前もあり、子どもたちのしぐさがかわいらしく、とても癒された。特に一番小さい子は小学1,2年生といったところ。おねえさんたちの動きについていこうとするそのひたむきさが実にかわいらしっかった。

子どもたちによる祝舞

 12時がチェックアウトだったが、しばし楽しい時間を過ごすことができてとても満足した。ホテルスタッフの温かさに、幸せな一年のスタートがきれてうれしかった。

 

 

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