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ちょっと、休憩しませんか❓️管理職は残業代出ないはウソです

ちょっと視点を変えて、ちょっと新しい視点で、少し深呼吸しませんか❓️


あなたは管理職だから残業代出ません、と言われました。

と、労働相談に来る人、大勢います。

これ、誤解です。

確かに、労働基準法には、
管理監督者は、残業、休日労働の適用の範囲外
と決められています。
ではどういう労働者が「管理監督者」かというと、例えば、

「キミ、ヨーロッパでCO2排出規制が変わるのを知っているか❓️明後日各国のCEOが集まって対策のミーティングだ❗️キミもミーティングに参加してくれ❗️明日にはパリに飛んでくれ❗️」

と言われて、企業の経営方針に関わるミーティングに参加し、経営方針に決定権のある、年収数千万円の労働者です。

労働基準法の、管理監督者の趣旨は、

企業の経営方針に決定権があるし、給料もたっぷりもらっているし、労働者として保護する必要ないですね。あっでも夜10時過ぎに働かせる場合は手当出してね。健康に悪いから。

ということなのです。


あなたは管理職だから残業代出ません、と言われた方、

あなたは会社の経営方針を決めたことがありますか❓️自分の働き方を自分で決められますか❓️他の社員の数倍の給料もらってますか❓️

出社時間や退社時間が決められていて、仕事内容はマニュアル通りに決められていて、管理職だから休んだ社員の分まで仕事してと指示されて、給料は管理職手当が数万円付いてるだけ

というようなケースが、管理職だから残業代出ませんの典型的な例です。これは管理職かもしれませんが、管理監督者じゃないですね。

このような管理職を、管理監督者でなはく

名ばかり管理職

と言います。

自分は管理監督者ではない❗️違法な未払い残業代を払え❗️

と、ある管理職の方が裁判を起こして勝利して、その判決文の冒頭が

管理職とは名ばかりで、、、

だったことから、会社が残業代を払わない口実にするために、労働者を管理職にすることを、名ばかり管理職と言います。

労働基準法は古い法律で、この、管理監督者は残業代出ませんは、昭和22年に始まっています。敗戦から2年後って、焼け野原で、闇市と警察が取り締まり合戦やってて、餓死者が大勢いてって、なぜ経営方針を決めるがっぽり給料もらう労働者のことを考える必要があったんだろう❓️占領軍の方針かなあ❓️とムクちゃん不思議です。どなたか労働法に詳しい方、ムクちゃんにコメントしていただけると嬉しいです。


いずれにしろ、会社の経営方針を決める管理職って、ほとんどいませんよね。だから、ほとんどの管理職には、残業代払わなければいけません。管理監督者なのかただの管理職なのかを見分けるポイントは

会社の経営方針を決めているか

出社時間や退社時間を自分で決められるか

役職に見合うだけの給料をもらっているか

などになります。

ムクちゃんの身近なケースでは、給料は20~30万円、残業100時間超え、計算すると最低賃金下回ってますが多いです。

管理職だからって、最低賃金下回ったら、ダメに決まってるじゃないですか❗️


だから先ず、残業は記録を録るのです。タイムカードのアプリをインストールしましょう。午前中はなになに、午後はなになに、夜はなになにをしたとメモを書いて、業務日誌を付けましょう。労働契約書、雇用契約書をきちんと保管しましょう。就業規則をコピーしましょう。そして

名ばかり管理職

を、今すぐ検索しましょう。正しい認識、正しい知識は問題解決の第一歩です。

管理職には残業代払わなくていい、の誤解の元の、管理監督者の法律なんて廃止にすれば良いのに。管理監督者なんて、全労働者の1%もいないよね。


と、ムクちゃんは思います。

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