木枯らしの吹く街で…第6話
第6話:意外な告白…?
『まぁ…いいや…久しぶりに遊びに来たんだからゆっくりして行ってよ』
私は雰囲気を変えようとそう言った。
涼介は小さく頷いた。
『なんだかんだ優菜とも付き合いなげーよな』
涼介は物思いにふけるようにそう言った。
『そうだね、なんかずっと一緒だよね』
と私は笑った。
一瞬、静まり返ってピンと張り詰めた空気が流れた。
そう、思い起こせば涼介はずっと隣にいた。
いるのが当たり前になっていた。
『優菜…あの…』
涼介は何か言いかけたので
『うん?』
私は涼介の