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アンフェアからの卒業

気づいたきっかけは
心理学の本でした

『ずるい人は
 都合よく利用できる人を
 見つけるのが上手』

そのように書いてありました

「言っといてよ」
「やっといてよ」

断れないのをいいことに
双方から頼まれて板挟み

『そうか、ずるい人たちなんだ』

甘く見られていたらしいと気づいて
離れることができたのです

頼まれるのは
その人たちがやりたくないことや
できないこと
やらかした後始末 etc

気軽に頼める都合のいい相手
としか思われていなかったのかも
知れません

直接はコミュニケーション取れない人々に
サンドイッチにされて
潰されるところだったような
気がします

雑に扱われているのに
従ってしまったのは
自分に自信がなかったから
そこには大きく反省

「だからダメなんだ」
「何やってるんだ」
のように言われ続けたから
『指示』に従えれば
雑に扱われなくなる
と思っていたのかも知れません


よかったことは
実力がついたこと

『指示』をこなすうちに
自然と
自分で解決できることが
増えていったこと

本当に頼れる他の誰かと
協力できること

自分の大切な人は
自分で守れるようになったこと


そして
私たちを雑に扱う人と
関わらなくても生きていけると
気づいたこと

何年か前のあの日
呼ばれてしまった集まりに
最初に体が拒絶して 
胃が痛くなり
しかたなく胃薬を飲んで参加すると

私よりもっと
いるべき人がいなかったことに
唖然として
そしてやっと気づく

『断ってもいい
 いい人にならなくてもいい』


その日の理不尽な集まりを
淡々とこなし
けして本音は語らずに
これで『卒業』と思え
ふしぎな達成感を味わったのです


私は沈黙を守って
あの人たちには
本当の気持ちは語らない

これからも
自分の大切な人を
自分で守りたい

話の通じ合える
大切な人々には伝えたい
いつか
闘わなければならない時が来たら
その時にはすべてを話したい

闘わなくてもいい日が続くようにと
祈り続けながら

安心して毎日を過ごせることを
優先させたい


春よ、来い


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