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期待はせずに希望を持って

息子が不登校になった時に、
心療内科の先生に、そう言われました。

息子本人からも
「勝手にハードル上げないで」
と言われました。

私は、母子家庭に負い目があって
気負っていたんです。

ごめんなさい、しか言えません。

今は希望でいっぱい。

息子と私は、
時計の長針と短針みたい。
歩幅やスピードが違うけど
二人三脚で進む。

大人になった息子は、
おばあちゃんにも優しい。

夜中、
母の部屋からテレビの大音量が…
リモコン操作が分からなくなった様でした。

私が行く前に、
息子の穏やかな声が聴こえてきました。
「おばあちゃん、ボリューム下げてもらえる?」
「これで聞こえる?大丈夫?」
「じゃあ、おやすみなさい」

私が先に行っていたら、
あんなに穏やかに話せないなぁ。

夕食は、
2人分のメインと味噌汁を息子が
副菜と、母のお膳は私が担当です。
シェフとスーシェフ?

毎週金曜日はカレーやシチューの日にしているのですが、
今日は水曜日。
「母さん、今日はカレーの気分だから変更してもいい?」
「いいよ~」

この時間はプライスレス。。
息子に助けてもらえなかったら、
介護は続けてこられなかったと思うんです。
いつも、ありがとう。


しばらく前に、
「おばあちゃん、そろそろ施設を考えないといけないかも」
と話してみたら、
「まだ、大丈夫だよ」
と返事が来ました。

もう少し、このままで
希望があります。


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