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友もたくましい
不条理で理不尽で、不本意な転居を強いられた旧友を心配しながら会いに行きましたが、予想に反して、たくましく頼もしかったので安心しました。
彼女は、ご夫婦で築50年との住まいをステキにリフォームして、軽やかな暮らしを楽しんでいました。
「軽食とデザートを用意してるから
話題を手土産に来てね」
と言われたけれど、手ぶらで行く気もなく、一緒に行く2人と私で車を走らせて、まずはスイーツを買いに行きました。
店内をくまなく探索して、それぞれの好みで選んで、最後にアイスまでカゴに入れて、静かに会計を終えると車に乗り込み
「遠足前みたい」
「自分だけだと
こんなに買わないもんね」
「なんか楽しいね」
ランチはお手製のピザ
お野菜たっぷりサラダ
デザートには
フルーツたっぷりミルクプリン
すっかりご馳走になり
私たち3人が持参したスイーツまで堪能して、喋りっぱなしでした。
「太っちゃうよー」
って笑いながら。
話題は多彩で
4人とも、それぞれに色々な種類の闘いの日々を経て、たくましく、でも、しなやかに朗らかになっています。
類は友を呼ぶ…
と言う事にしておこう。
むかし話の記憶が噛み合わないのには、笑いました。一緒に行ったはずの場所や出来事が違っているんです。
ひとりが、みんなで初詣に行ったと言うけど他の3人は覚えがない。
私は、勝手に黒歴史だと思っていた、みんなで出掛けた映画館でのエピソードを話してみたのですが、誰も覚えていなかった。忘れてくれてて良かったと、ホッとしたのと同時に、とっても可笑しかった。夢でも見たのかしらって事にしておこう。
中学生当時『ガラスの仮面』を買い揃えていた友達に、部のみんなが順番に借りて読んだ思い出を話すと
「実はさ、
親に燃やされちゃったんだよー」
なんて、衝撃の告白!
『ガラスの仮面』と
『生徒諸君』の両方
しかもハタチ過ぎてから
「え〜なんで⁈」
ヒドーイ
あの頃、親たちはマンガを仇のように敵視していて、私も、借りた『ガラスの仮面』を母親にひったくられた記憶があります。
私たち老後には一緒に出掛けるんだからと、元気でいるための相談もしました。足腰を鍛えて、食べ物に気をつけよう。ちゃんと健診受けて通院もしよう。
有休明けの仕事は、たっぷり存在して四苦八苦しましたが、サクサク片づきました。エネルギーチャージ完了です。
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