映画を観た「愛を積むひと」

佐藤浩市さん主演、2015年の作品。
樋口可南子さんとご夫婦で、ご実家の工場を畳んで北海道に移り住み、新たな生活を始められるところからのお話。

まずはロッジ風なご自宅の周りに石塀を造って欲しいと、奥さま。
嫌がる佐藤さんだったが、造園会社からバイト君が送り込まれてきたりして、もう奥さまの思惑どおり。
このバイト君は野村周平さん。
そしてバイト君の彼女は杉咲花さん。なかなか有名どころが出演されている。そしたらこの先、北川景子さんや柄本明さんまででてきたので、そんなメジャー俳優さんいっぱいの映画だったんだと驚いた。全く知らない映画だったからびっくり。

さて、北海道の大自然の中、ポツンと建つ家は小綺麗で、石塀なんてオシャレ。
ダンナさまは無骨でそっけない感じだけど、なんやかんや奥さまファーストの部分も垣間見えて、いい感じの空気感が漂っている。

ところが樋口さんに病気の翳りが見えたり、一人娘の北川さんとの関係にも何やら隠れていそうな良くない風が吹きだす。
と思ったら、少しずつ夫婦に心を許しだした周平に、悪い昔の先輩が絡みだし、なんと夫婦のお家に空き巣に入っちゃう！コレはいかん！

すると、当分帰宅しないはずの夫婦が帰ってきちゃって運悪く、空巣犯と鉢合わせした奥さまは倒されて頭打っちゃうんだな。
良くない風どころか嵐だよ。

これが原因ではないけれどほどなく奥さまは亡くなってしまうのだ。
え？樋口さん、かなり重要な立ち位置なのにもう亡くなっちゃうの？この先どうなるの⁈
いろんなことがめっちゃ心配なんですけどー！

って感じで2時間ちょっとの映画をテンポ良く鑑賞した。

優しい樋口さんが、石塀を造って欲しいと願い、奥さまが石塀のように愛を積み重ねていくお話かと思ったら、奥さまが感情を表さない、頑固な旦那さまに石垣（愛）を積み重ねる後押しをするお話だった。
佐藤さんが周平に石塀の話を聞かせるところもよかった。

空き巣に入った周平がどうなったか、柄本明さんや北川景子さんがどんなふうに登場しているのか、気になるでしょ？なりませんか？

観ても後悔するようなことはないと思うので、もし機会があれば続きをご覧ください👌

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