映画を観た「湖の女たち」
原作は吉田修一さんの作品。
過去に原作を読んだ時、良さがわからず、なのに映画化されると知り、自分が理解不足のところがあるに違いない、と鑑賞の機会を待っていた。先日WOWOWで放送があったので観てみた。
ん。読後と同じ。なんじゃこら🙄
高齢者介護施設で殺人事件が起こり、
過去に捜査していた事件に上からの圧力で手を出せなくなり、以降やる気をなくしてしまった刑事がおり、
そんな先輩刑事の下で理不尽な扱いを受けて鬱屈した刑事がおり、
戦時中に人体実験が行われていたことを雑誌記者がつきとめたり、
こんなことが絡み合って話が進むのだが、介護施設の事件の根底にある思考が過去の事件と変わりのないものだ、と示しているのかもしれない。
とにかく、この話の本筋をここに置けばそこまでワケがわからないことにはならなかったと思うのだが、福士蒼汰さん演じる、主人公の鬱屈した刑事というのがもうどうしようもないのだ。あらゆる悪態をついてやりたい🙄
行動と思考回路が全く理解できないんだよね。
あと、ストーリーのきっかけとなった介護施設の事件。ちゃんと犯人逮捕してほしかったな😓
残念ながらWOWOW録画、即消去にて終了。