映画を観た「春に散る」

横浜流星さん演じるボクシング経験者の主人公が、元プロボクサーの佐藤浩一さんの元でチャンピオンを目指すお話。

通常はボクサーの話という段階で視聴候補にあがりにくいのだが、横浜さんのストイックなボクサー役への挑戦を少し知ったことで興味を持った本作。
私の中では横浜流星さんは流行りのイケメン俳優さんという位置付けでしかなかったのだが、「線は僕を描く」という作品で完全に横浜さんの印象が変わった。「線は…」もとても良い作品なので、機会かあれば別で書いてみたいと思う。

その横浜さんの本気度と、窪田正孝さんもボクサー役で出演されていることを知ったので俄然観る気になったのだ。筋肉隆々な肉体美など全く興味がないのだが、このふたりが演じるボクサーならきっと野生的に違いない。

ストーリーは、一度挫折したボクサーが、過去に名を馳せた元プロボクサーのおやっさんとチャンプを目指して二人三脚、といった王道ストーリー。「春に散る」というぐらいだから、おやっさんの余命や横浜さんが対窪田戦で致命傷を負うような壮絶な試合をしちゃう、ってところかなと予想。あらかた間違えていない、この予想。

思ったとおり、ふたりのボクシングシーンは必見だ。普段格闘技は見ないので何もわからないのだが、こんな試合が繰り広げられているのなら、ちょっとボクシングファンになってしまうかも。

しかし、橋本環奈さんのシーンで現実に引き戻されてしまった。
登場したぐらいはまだよかったんだよね。あ、環奈さんも出られてるのね。大分県で苦労されてる役なのね、と比較的好意を持って観ていられた。

いやいやいやいや、最初の試合観るシーンだよ、なんじゃ、あら🙄

結局、横浜さんとくっついたり。いらねー。
しかも山口智子さん。何しに出てきた？
まるで「あしたのジョー」の白木葉子さんじゃん😵　こういうくだり、残念だったな。
せっかく格闘シーンが素晴らしいのに、ほんともったいない。それなら横浜さんじゃなくて竹内涼真さんあたりでよかったんじゃない？あ、悪口じゃないです🙄

ま、想像から大きく違わないわかりやすいストーリーだし、何度も言うけど試合のシーンはよかったので、それを観れただけでもよかったかな。

それにしても、横浜さんはもう少し彼の出演作を観て、注目してみたいと思える俳優さんだ。

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