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和風月名・旧暦「如月」

【如 月】(きさらぎ)
<新暦2024 年3月10日~4月8日>

2024年3月10日、
旧暦では、
<如月 朔日>(如月一日)
を迎えます。

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二十四節氣では
「啓蟄」・「春分」の頃となります。
 
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旧暦の二番目の月は、
和風月名で「如月」(きさらぎ)と
呼ばれています。

名前の由は、いくつかあり
この時期は寒さがぶり返すこともあり、
更に衣を重ね着するという意味から
「衣更着(きさらぎ)」という説があります。
そして

何故、「如月」と表すのかといいますと
中国では、旧暦二月を「如月」(にょげつ)
といい、この漢字をあてたそうです。

「如月」(にょげつ)には、
冬が終わり、
春に向って万物が動き始める時期と
いう意味があるそう。

他の異称も、
春の訪れを感じさせます♪
「雪消月」(ゆききえづき)
~雪が消え、
 冬眠していた生き物が目覚め始める月

「梅見月」(うめみづき)
~梅が満開になる月

「木芽月」(このめつき)
~日に日に芽が膨らみ
 芽吹く頃の月

「小草生月」(おぐさおいつき)
~春らしくなるにつけ、
はこべ、蓮華草など
優しく柔らかな草花が
地面をおおいつくす月

「令月」(れいげつ)
~「何をするにも良い月」「素晴らしい月」
  春・季節の始まりの喜びに溢れています。
  「令和」の由来ともなりました。

読んでいるだけで、嬉しくなります♬♬♬

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春。
春の雨と春の陽光は
地中と地上のエネルギーを
ゆっくりと循環させ、
匂いたつような「春の氣」となる。
そして、それは
万物すべてを目覚めさせ
動かす「源」なのだと感じます。
春は、新しいことを始める。
にぴったりな季節。
本格的に動き出す為にも
「ぼ~っと」とする時も
過ごしたいですね。
春の陽気は、
心身をゆるめてくれそうです。

 
 
この頃に吹く風を
「恵風」(けいふう)といいます。
<旧暦二月の異称でもあります>
 
万物を成長させる恵みの風。
 
きっと、
この春の風が、
生き物全てに、
春の氣を届けてくれるでしょう。
 
「恵風」を感じながらの
「ぼ~っとする春のひと時」
心地よいですねぇ。
 
 
皆様も、
心地よき時間をお過ごしくださいませ。

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