ともも

~心豊かに暮らす~ ということを、大切にしています。算命学の宿命鑑定師と料理家として活…

ともも

~心豊かに暮らす~ ということを、大切にしています。算命学の宿命鑑定師と料理家として活動しています。どちらの活動も「軸」にあるのは「暦」。「暦」<六十干支暦・和暦(月の暦、二十四節気)>についてを中心に、算命学やお料理のことなどお伝えしていきます。

最近の記事

和風月名・和暦「神無月」

【神無月】(かんなづき) <新暦2024年11月1日~11月30日> 2024年11月1日は、新月。 和暦(旧暦)では、<神無月 朔日> となります。   旧暦【神無月】が始まります。   二十四節気では、 「立 冬」 「小 雪」  の頃となります。   ・・・・・・・・・・・・   旧暦の十番目の月は、 和風月名で「神無月」(かんなづき)と 呼ばれています。   名前の由来は、いくつかあり 「無」は、「の」意味をもつので 「神の月」⇒「かんなづき」   出雲大社に全国の神様

    • 【二十四節氣・霜降】

      ~二十四節氣・秋 <晩秋>~ 【「霜降」(そうこう)太陽視黄経 210度】 10月23日~11月6日の頃  朝夕、ぐんと冷え込み 紅葉は北国の山々から 鮮やかに、艶やかに 色づいていきます。 秋が豊かに深まり そして、冬支度が気になる頃。 北の地域では 霜が降りる地域もあります。   暦便覧より 「つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」  ・・・・・・・・・・ ~七十二候~ 第五十二候<霜降・初候> 【霜始降(しもはじめてふる)】 新暦10月23日~27日

      • 【二十四節氣・寒露】

        ~二十四節氣・秋 <晩秋>~ 【「寒露」(かんろ)太陽視黄経 195度】 10月8日~10月23日の頃 朝晩は、徐々に冷え込み 草木に宿る朝露が冷たくなる頃 日中の空は澄み渡り心地よく 秋の実りは収穫の時を迎える。 夕暮れの茜色 かすかな虫の音 夜空を見上げると お月様は冴え冴えと美しい。 秋の深まりを堪能いたしましょう。 「暦便覧」より ~陰寒の気におうて(合って) 露むすび凝らんとすればなり ・・・・・・ ~七十二候~ 第四十九候<寒露・初候> 【鴻雁来(

        • 和風月名・和暦「長月」

          【長月】(ながつき) / 晩秋 <新暦2024年10月3日~31日> 2024年10月3日は、 旧暦では、<長月 朔日> となります。 旧暦【長月】が始まります。 二十四節気では、 「寒 露」 「霜 降」 の頃となります。 ・・・・・・・・・・・・   旧暦の九番目の月は、 和風月名で「長月」(ながづき) と呼ばれています。 名前の由来は、いくつかあり 秋分をすぎ、 夜が長くなってきたなぁと感じる頃で 「夜長月」(よながつき) →夜(よ)を略して「ながつき」とも 稲穂

        和風月名・和暦「神無月」

          【二十四節氣・秋分】

          ~二十四節氣・秋 <仲秋>~ 【「秋分」(しゅうぶん) 太陽視黄経 180度】 9月22日~10月7日の頃  昼と夜の長さが等しくなり、 太陽は、真東から昇り、真西に沈みます。 春分と同様、農耕民族の日本人にとって大切な日。  秋も盛りにむけ豊作を祝い、 感謝を捧げる祭りが行われる頃。  「暦便覧」より 陰陽の中分となれば也   ・・・・・・・ 秋彼岸~秋分の日を中日とし、前後三日間の七日間。 先祖におもいを馳せるよき期間。 お墓参りにでかけます。 ・・・・・

          【二十四節氣・秋分】

          【二十四節氣・白露】

          ~二十四節氣・秋 <仲秋>~ 【「白露」(はくろ)太陽視黄経 165度】 9月7日~9月21日の頃 朝夕の気温差をうけて 草木に露が宿り始める頃。 暑さが厳しい日もありますが 朝晩の涼しさや草花の様に 秋の氣を感じます。 「暦便覧」より 陰気ようやく重なりて 露こごりて白色となればなり ・・・・・・・ ~七十二候~ 第四十三候<白露・初候> 【草露白(くさのつゆしろし)】 新暦9月8日~12日頃 第四十四候<白露・次候> 【鶺鴒鳴(せきれいなく)】 新暦9月13日~

          【二十四節氣・白露】

          和風月名・和暦「葉月」

          【葉月】(はづき)/ 仲秋 <新暦2024年9月3日~10月2日> 新暦2024年9月3日 旧暦では、 <葉月 朔日>(葉月一日) を迎えます。 二十四節氣では、 「白露」・「秋分」の頃となります。   ・・・・・・・・・・   中秋の名月~旧暦葉月十五日  新暦2024年9月17日   ・・・・・・・・・ 旧暦の八番目の月は、 和風月名で「葉月」(はづき)と 呼ばれています。   名前の由来は、いくつかあり 落葉樹が葉を落とし始める頃なので 「葉落月」(はおとしづき)→「は

          和風月名・和暦「葉月」

          【二十四節氣・処暑】

          ~二十四節氣・秋 <初秋>~ 【「処暑」(しょしょ)太陽視黄経 150度】 8月22日~9月6日の頃   「処」には、 止まる、落ち着く。 という意味があります。  「処暑」とは、 暑さが落ち着く頃。 残暑厳しい日もありますが 暑さも峠をこし、 朝夕に吹く涼しい風 陽射しの変化 ふとした瞬間に 秋の気配を感じます。   「暦便覧」より 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也  ・・・・・・・ ~七十二候~ 第四十候<処暑・初候> 【綿柎開(わたのはな

          【二十四節氣・処暑】

          【秋の月のお話~盆の月~】

          【秋の月のお話】 ~盆の月~ 文月十五日(2024年8月18日)     旧暦のめぐりで暮らしていた頃、 人々にとって、 「秋の月」は特別な存在でした。 「秋の月」といいますと、 私達の多くは 「中秋の名月」を 思い浮かべる方が多いと思います。 「中秋の名月」だけではなく 昔の日本人は、秋の季節を通して お月様を愛でて過ごしてきたのです。 詳しくお伝えいたしますと、 旧暦文月の十五日「盆の月」 <盂蘭盆会(うらぼんえ)>から 新暦でいうと2024年は、8月18日。 旧

          【秋の月のお話~盆の月~】

          旧暦で祝う五節供「七夕の節供」

          五節供 【七夕の節供】(しちせきのせっく)   2024年8月10日は、 旧暦では、文月七日。 【七夕の節供】の日です。   ・・・・・   【七夕の節供】 <彦星>(牽牛星)と<織姫>(織女星)が 年に1度旧暦七月七日に天の川を渡って逢う ことを許された日、という伝説で有名な星祭。 また、織女星は、裁縫や芸事、詩歌、文字を司る星。 七夕には織女星にお供えものをしてそれらの 上達を願う行事<乞巧奠(きこうでん)> という中国の宮中行事が、日本に伝わりました。   また、日本で

          旧暦で祝う五節供「七夕の節供」

          【二十四節氣・立秋】

          ~二十四節氣・秋 <初秋>~ 【「立秋」(りっしゅう)太陽視黄経 135度】 8月7日~8月22日の頃 秋の気が立つ頃、 暑さのピークを迎える。 一方で 立秋を過ぎ処暑の頃ともなると 朝晩の吹き抜ける風の涼しさ 夜、聴こえる虫の音に ひそやかに 秋の気配を感じます。 立秋を過ぎると、 手紙の挨拶文は 「暑中お見舞い」から 「残暑お見舞い」へと 変わります。 「暦便覧」より 初めて秋の氣立つが故なればなり ・・・・・・・・・・・ ~七十二候~ 第三十七候<立秋・初候> 【涼風

          【二十四節氣・立秋】

          和風月名・和暦「文月」

          【文月】(ふみつき) <新暦2024年8月4日~9月2日> 新暦で2024年8月4日 旧暦では、 <文月 朔日>(文月一日) を迎えます。 二十四節氣では、 「立秋」・「処暑」の頃となります。 ・・・・・・・・ 旧暦の七番目の月は、 和風月名で「文月」(ふみつき)と 呼ばれています。 七夕に詩歌や書物を供える月の意。 七夕の夜に書をひろげてさらす 「文披月」(ふみひろげつき) から転じたとも。 七夕に由来しますね。 いにしえの人々 今を生きる私達、 夜空を見上げて なに

          和風月名・和暦「文月」

          【二十四節氣・大暑】

          ~二十四節氣・夏 <晩夏>~ 【「大暑」(たいしょ)太陽視黄経 120度】 7月23日~8月7日の頃  一年でもっとも暑い日が続く頃。 空には、むくむくと入道雲、 蝉が賑やかに鳴き出します。  子供たちは 夏休みに入り、元気一杯。 たのしんでまいりましょう!  「暦便覧」より 暑気至りつまりたる時節なればなり  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  大暑は、<夏の土用>を含みます。 7月19日頃~8月6日 立秋の前日までの約18日間 心身ともに滋養に満ちる時を

          【二十四節氣・大暑】

          【夏の土用】

          【夏の土用】 7月19日~8月6日の頃(立秋の前日まで)   土用は、年に4回あります。 立春・立夏・立秋・立冬の前日の18日間。   ・冬の土用 1月17日~2月3日の頃 ・春の土用 4月18日~5月5日の頃 ・夏の土用 7月21日~8月6日の頃 ・秋の土用 10月21日~11月7日の頃   となります。 季節と季節をつなぐ期間である土用。   体感的には、その季節が極まる頃。     一方で密やかに次の季節が始まっているのです。 土用の頃は、次の季節の準備をする期間 無理

          【夏の土用】

          「二十四節氣・小暑」

          ~二十四節氣・夏 <晩夏>~ 【「小暑」(しょうしょ)太陽視黄経 105度】 7月7日~7月22日の頃  梅雨も明けていき、 太陽の燦燦とした日差しに 本格的な夏の到来を感じる頃。  小暑から大暑が終わる<立秋の前日> までを、「暑中」といい、 暑中見舞いを出すのもこの時期になります。  「暦便覧」より 大暑来れる前なれば也  ・・・・・・・・・・・・・・・・ ~七十二候~ 第三十一候<小暑・初候> 【温風至 (あついかぜいたる)】 新暦7月7日~11日頃  第三

          「二十四節氣・小暑」

          和風月名・和暦「水無月」

          【水無月】(みなづき) <新暦2024年7月6日~8月3日> 新暦2024年7月6日 旧暦では、 <水無月 朔日>(水無月一日) を迎えます。 二十四節氣では、 「小暑」・「大暑」の頃となります。 ・・・・・・・・・・ 旧暦の六番目の月は、 和風月名で「水無月」(みなづき)と 呼ばれています。 田に水をたたえる月。 「田水の月」(たみずのつき) 「水張月」(みずはりつき) 「水月」(みなつき) から転じての説。 「無」は「の」という意味で 「無し」(なし)という意味では

          和風月名・和暦「水無月」