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「二十四節氣・清明」

~二十四節気・春<晩春>~
【「清明」(せいめい)太陽視黄経15度】
4月4日~4月18日の頃
 
「清明」は、「清浄明潔」の略。
春の光は、万物を照らし
空は澄み渡り、清々しい。
 
花は咲き、若葉萌え、
鳥歌い、蝶は舞う。
生命の全てが、輝き、弾む頃。
 
「暦便覧」より
万物発して清浄明潔なれば、
此芽は何の草としれる也
 
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~七十二候~
第十三候<清明・初侯>
【玄鳥至(つばめいたる)】
新暦4月5日~9日頃
 
第十四候<清明・次候>
鴻雁北(こうがんかえる)
新暦4月10日~14日頃
 
第十二候<清明・末候>
【虹始見(にじはじめてあらわる)】
新暦4月15日~4月19日頃
 
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春分から清明の頃。
私的には、「桜花の頃」。
 
私達が、こんなにも
「花」に心をよせる時期は
他にないとおもうのです。
 
何故、
私達は桜に心惹かれるのか
ワタクシなりに
ぼ~っと
紐解いてみます。
 
桜は、
この20日ほどの間に
咲き始め
満開となり、
散る。
 
そして、新緑へ。
 
と、移り変わっていきます。
 
この万物が鮮やかに輝く季節の中
清楚に、
艶やかに、
華やかに、
潔く、
 
そして、瑞々しく
 
様々な表情で
実に、美しく
「生・旺・墓」
繰り返す命の流れ(生命感)を
魅せてくれる。
 
私達が何故、桜に心を惹かれるのか?
ただただ、桜を眺めることで
息をのむ程の「美しさ」と
静かで激しい「生命感」を
感じるからなのでしょう。
 
満開の桜の下で、
その美しさに心満ちながらも
その中に
少しだけ
不安定さを感じ
不安がうまれる。
そんなことが
私には、あります。
 
この不安定さは、
生命の流れそのもの。
 
だからこそ、美しい。
そうなのだと思います。
 
生きていることは、美しい。
 
輝き鮮やかな季節だからでしょうか。
「美しいものは、美しい。」
朗らかに言いたいのです。
 
春だからね♪
 
皆様も朗らかなよき日を
お過ごしくださいませ。
 
#二十四節気 #清明 #旧暦  
#和暦 #桜

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