旧暦で祝う五節供「人日の節供」
五節供
【人日の節供(じんじつのせっく)】
新暦2024年2月16日は、
旧暦では、睦月七日。
【人日の節供】の日です。
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【人日の節供】
「人日」とは文字どおり「人の日」という意味。
古代中国において一月一日から七日にかけて、
「鶏・狗・猪・羊・牛・馬・人」
の順に占うという風習があり。
「一月七日=人日」が由来です。
また中国から一月七日に
七種類の野菜が入った羹<あつもの>(汁物)を
食すと無病息災が叶う。
との風習も伝わりました。
これが、日本の年の初めに若菜を摘んで
「春の生命の息吹」をいただく<若菜摘み>の
文化と融合して「春の七草」のお粥<七草粥>を
いただき、邪気を祓い無病息災を願う、
<人日の節供>となったのです
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<春の七草>のご紹介
・せり~競り勝つ
・なずな~なでで汚れをとる
・ごぎょう~仏様の身体(御形)
・はこべら~よく栄える
・ほとけのざ~仏様の座
※こおにたびらこ
・すずな(蕪)~神様を呼ぶ鈴
・すずしろ(大根)~穢れのない様子
早春の野に芽吹く、野草・野菜達です♪
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鹿児島は、とても暖かい日が
続いています。
もう1回位、寒い日がくるの
かしらとおもいつつ
初春を過ごしています。
物産館には、
菜の花やスナップえんどう、
新たまねぎと
春のお野菜が並んでいました♪
春の七草に見立てて
この頃は
春野菜たっぷりの
お粥をいただいてみては
どうでしょう?
春のお野菜は
デトックス効果が強いので
「早春の氣」で
身体の細胞隅々まで
行き渡る感じがします♪
新暦で祝う五節供も、よいとはおもうのですが
旧暦で祝う五節供の方が、季節の巡りと心身の調和がとれ
個人的には、しっくりきます♪
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