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御相伴衆~Escorts introduce

「僕らは大きな嘘をつく・・・」
  スメラギ皇国 皇宮に集められた 各国の血を司る少年たち
  動乱の時代 皇位継承権を巡るクーデターが起こる
  その時 彼らは・・・ そして その行方は・・・?

 スメラギ皇国の動乱期、皇宮の奥、密やかに、集められ、躾けられた、各国の血筋と、その独特な美しさを持つ少年たち、彼らの組織としての存在を知る者は、極僅かである。

御相伴衆おしょうばんしゅう(Escorts)」と囁かれてる、彼らとは・・・

スメラギ礼讃のナショナリスト 桐藤きりと
思慮深く優雅な参謀格 柚葉ゆずは
禁忌の瞳の豪放磊落な演技派 数馬かずま
愛に飢え淪落りんらくした幼い仇花 慈朗しろう

   それぞれの所属する時期や、本人の所属の認識如何を問わず、スメラギ皇宮において、彼らは、その役割に従事しなければならなかった。時は、動乱期、その在界中が、クライシスを迎え、消滅していく兆候を見せ始めた頃の話である。

 当時のスメラギ皇国は、独裁政権と、時代錯誤の古い蛮習により、世界各国から、批判を受け、孤立していた。海を隔てた隣国の、ランサム王国のみと、正式な国交があった。そして、唯一の国を支える資本である、石油の産地であることから、主要大国のみとの貿易により、その財政を賄っていた。また、国内は、その独裁体制から、皇帝一族をトップとする、ヒエラルキーが確立されており、政府関係者、軍族等の貴族階級だけでなく、一般の国民も、更に、階級分けされ、搾取と絶対的支配を受けていた。

 そして、その中枢である、皇宮では、病弱で療養中の、第六代不羅仁皇帝の名代として、その側室である、第二皇妃が、権勢を誇っていた。
 彼女は、国民から搾取した税金で、私欲の限りを尽くしていた。その欲望は、身に着ける宝飾品や、贅を尽くしたドレスでは飽き足らず、ついには、各国の血筋と特徴の際立った、美しい少年たちを探し出し、傍に置くことに専念した。彼女は、皇帝のとの間に、三人の皇女を設けたが、皇子を得ることはできなかった。その反動が、彼女をそのような乱行らんぎょうに走らせていたのである。

閉鎖された宮中で巻き起こる、陰謀渦巻く物語                  そして、皇宮に隠された秘密とは・・・


 これまで、ご紹介した、スピンオフ作品の登場人物が、どこに、どのように絡んでくるか、また、この物語で、初めて、登場するキャラクターも、大勢、出てきます。みとぎや史上(?)、禁忌としてきた関係性、表現の域を逸脱した作品です。申し上げておきますが、そのような意味で、ファンタジーとして、愉しんで頂ける、大人の方向きの長編小説となります。

 来年、1月中に、先日、お伝えしました、みとぎやの新企画である、
艶楽御伽絵巻(えんらくおとぎえまき)」という、メンバーシップを開始致します。この作品は、その中の「高官接待アルバムプラン」の特典記事として、連載を開始させて頂く予定となります。

 表現の片翼を奪わずに、ありのままをお伝えしたいと思いました。
 もしも、ご興味のある方、ご参加いただけましたら、大変嬉しく思います。詳細は、また、後ほど、ご案内致します。

 いつも、読んで頂いております皆様に、感謝申し上げながら、今回は、このような運びとなりました。来年は、イラストを含め、更に、作品作りに力を入れて参りたいと思っております。
 
 宜しく、ご支援、応援の程、お願い申し上げます。
 そして、何よりも、お話を読んで頂けましたら、とても、嬉しいです💛

 


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