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CHOOSE ME

無償の優しさで 私を抱く その腕さえ
疑いかけるジェラシーが 痕跡あとをつけさせる

 私をどうか 選んで 結ばれることを
 この世の誰一人が 望まなくとも・・・

広い背中のその後ろに 見え隠れする 細い影
甘い香りを漂わす 魅惑の花たち

 萌え出づる 春の若芽と 謡われていても
 貴方を惹く芳香かおりは 未だ知らない・・・

 私をどうか 愛して 貴方の匂い
 魅せられる儘 私が憶えぬ内に・・・

 私をどうか 選んで 貴方の全てが
 私のこの身体に遺る前に・・・


みとぎやのうた・ご紹介  CHOOSE   ME         庵 蘭子

 大昔、みとぎやは、ギターで作詞・作曲をして、歌っていました。
 今では、その集大成を司る、女性キャラクターがいます。
 庵蘭子いおりらんこという歌手です。
 まだ、出てきてはいないのですが、あるお話の延長線上に彼女は存在しています。今後、登場するか、解りませんが、ひとまず、この歌と共にご紹介です。

 この詩は、歌詞です。メロディがあり、歌として、成立しています。
 実は、当時、カセットテープに録った音源を捨ててしまって。
 更に、悲しいかな、今のみとぎやは病の為、音程を奪われています。
 一度、声が出なくなったことがあり、それ以来、どうも、コントロールが利かなくなりました。そして、ギターの弦を抑え、つま弾く指先は、割れてしまうという・・・解った当時はショックでした。これも病の所為です。
150曲ある曲の作詞ノートを捨てました。弾けない、歌えないならば、意味がない。創作の手段を一つ、奪われてしまったわけです。

 しかしながら、まあ、覚えてるんですよ。頭の中で、主要な曲は。
 今は、良い時代になりましたね。
 再現するなら、今、流行りのボカロさんの手を借りるしかないのかな?とか思ったりしています。実現するかなあ?・・・とか、ちょっと、妄想したりしました。

 イラストですが、その庵蘭子です。彼女は、ある時期、東国の芸能界で人気を席巻しました。昭和のアイドル風というか、旧めなレコードジャケット風に仕立てたつもりです。彼女の絵を描いた当時は、蘭子から、デンファレをイメージしていました。絵柄も旧いので、旧い演出にしてみました。

 また、時々「みとぎやの唄」シリーズをご紹介しようかなあと思います。

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