彼女の素性 ~守護の熱 第六話
俺は、将来、弁護士を志望し、東都大法学部を目指していた。東国防衛大に行き、東国義勇軍に入った、兄のしたように、学びながら、学費を稼ぎたいとアルバイトを続けていた。アルバイトのきっかけは、カメラと天体望遠鏡が欲しかったことだった。それ以降は、天体写真を撮る為のフィルムだけは、少し贅沢したが、後、使うこともなく、金は貯まっていった。もうそろそろ、一年分程の学費になるだろうか・・・、その為に、部活などは、頼まれれば、大会に出たりはするが、正式に部員としては、所属してはいなかったの