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勉強に対してネガティブな子にどうするかって話
お久しぶりに書きますー!
書かない日が続いて、改めて継続するって大切だなと感じる。
新年度始まって、子どもたちとのやりとりが増えてくるとこうやって書きたいことが増えてくるんだよね。
今回は、どこぞのクラスにもいるであろう。
「勉強に対してネガティブな子にどうするか」ってお話。
新しいクラスになるとそんな子に毎年出会う。
「算数苦手なんで、できません。」「やりたくない。」「なんで勉強しないといけないんですか。」ってちょっと怒り気味の子だっている。
そんな子たちについて自分なりにどう対応するのかまとめてみる。
捉え方を変えてみる
目の前にいる子がネガティブだと、
「なんだか難しい子だな」「いつもやる気がないなー」だなんて感じちゃう。今まで、学年の引き継ぎで「やる気がない」とレッテルを貼られてる子だっていた。
どうだろう。
『勉強ができない』と考えていると言うことは、
『自分の意志』をしっかりと持っている子だと言えないだろうか。
また、何かそう思うような経験をしてしまった子だったり。実は、ほんとは頑張りたいんだけど…一歩踏み出せないでいる子だったり。
そんなふうに捉えることで。
その子に接するときの気持ちは変わってくるかもしれない。
一旦、その捉え方をしてから。どのように接していくのか考えていこう。
(マインドセットからスタートで)
背景
次にその子が、ネガティブに思っている背景を考えてみよう。
それは、いくつかの経験があるからなのではないか。
・できないこと、わからないことに対してネガティブなことを言われた。
・授業中、話(指示)がわからずやる気が起きない。
・テストの結果が良くないことに対してネガティブな感情になった。
・友達との差を感じてる。
・挑戦した先に何も得するものを感じない。
などなど
その子が勉強に対してネガティブになるような
環境が大きく影響するのではないかと考えられる。
勉強が苦手だからといって、ネガティブに捉えなくたっていい。
できることはあるはずだ。
勉強をネガティブに考えている子だって。
1年間の中で、少しでも頑張ろうとした経験があるはずだ、、
しかし、その度失敗をネガティブに捉えたり、
何らかの助けを求められなかったことがあるのではないだろうか。
そんな子たちに少しでも「勉強を楽しく」感じて欲しい。
だって、学校にいるほとんどの時間は授業なんだもの。
対応
毎年、自分がそのような子にどう接しているのか振り返ってみた。
(もちろん、全ての子に当てはまるわけではない。)
気持ちを受け止める。
その子ができる範囲の学習に設定する。
挑戦したことを認める。
簡単に言うと、このステップかな。
特に、2.その子ができる範囲の学習に設定することが難しいかもしれない。
宿題であれば、一文字からでいい。
授業中の計算問題は1問だっていい。
ノートを書かない子だったら、「めあて」だけでも書いていたら花マルしたらいい。
その一歩がその子にとって大きな一歩なのだから。
そこから始めよう。
また、その子が先生の指示がわからずネガティブに見えている場合がある。
その場合は、実態を捉えてできることを提示してあげることが大切。
おわりに
実際に、毎年学級が始まった頃にネガティブに捉えがちだった子も
自分のできる・わかるを増やして自信をつけて前に進んでいます。
毎年、そんな子たちが顔を上げて取り組む姿を見て、教師をやっていて良かったぁーとも感じます。元々、持ってるその子自身の良さに気づいて、しあわせになってほしい。そんな願いもあります。
あなたの目の前にいる「何にでもネガティブに捉えてしまう子」は
きっと困っています。
誰だって、しあわせになりたい。
ネガティブにいうことで”壁”を作っているのかもしれない。
自分を守っているのかもしれない。
その子の気持ちを受け止めて。
道を示して。
認め続けていきましょう。
そんなマインドで溢れる教室ではきっと笑顔が溢れていくでしょう。
*最後まで読んでくださりありがとうございます。
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