初代ドラクエをレビュー

今回はWii移植のSFC版をレビューする

 ファミコン神拳の書籍はレトロだな。

○ゲーム情報

  • ゲームハード Wii(SFC版がオリジナル)

  • 値段 4400円(ファミコン版やスーファミも2、3も同梱しているので)

  • ジャンル RPG

○ゲームの登場人物

  • 主人公 ポケモン同様に任意で決められる。ロトの血を引く若者

  • ラダトーム王 竜王討伐を依頼し、この世界で唯一、セーブができる人

  • ローラ姫 ラダトーム王の一人娘で、さらわれてしまう。中盤に救うことになるが、一応、助けなくてもゲームはクリア出来る。救った後はラダトーム城に行かなければお姫様抱っこで世界中旅をすることが出来、宿屋に泊まると意味深なセリフが聞ける

  • ドラゴン  お姫様を閉じ込めている。中ボス

  • 竜王 ラスボス。第2形態もある。世界を竜王に売る発言すると・・・

○ゲームの流れ

ラダトームの城で金と説明、装備品を貰って、エンカを倒して金と経験値を得て強くなったり、町、洞窟を探索をしながらお姫様や世界を救う

○個人的評価

評価S(最高)→A→B→C→D→E(最悪)

  • ストーリー A

  • グラフィック(当時基準) A

  • ゲームバランスや難易度 B

  • 操作性 A

  • 世界観 S

  • BGM S

  • ゲームの面白さ C

  • やり込み要素 E

  • 総合評価 B

  • 適正価格 500円 (クソゲーという訳では無いが、内容が薄く、4400円もするのはファミコン版や2、3も含まれていて、スマホ版の値段これくらいなので。)

○良い点

  • RPGの原点になったゲームで、レベル、HP、MPの概念があり、戦闘システムも通常攻撃、魔法、道具、逃走と11までの作品の基礎はできている

  • マザーやポケモンなどの他のRPGのベースにもなっている

  • 元はスーファミなのでグラフィックも進化している

  •  お姫様と世界を救うという単純明快ストーリー。スクエニのゲームに多い、ゲーム専門用語がズラズラーというのがなく、子供でも楽しめる。

  • 1体1の単純戦闘

  • 攻撃、回復魔法とバラエティに富んでおり、戦略性があり、低レベルクリアなどある程度はでき、好きなスタイルでクリア出来る

  • 細かい数値が入っており、前にレビューしたレイアースよりは難易度が高いが、RPGの基本動作を学べる。一応下に参考程度に並べておく。

  • 消費MPなどもしっかり調整されていて、ダンジョン途中でMPが枯渇しにくい

  • ポケモンと違いエンカを倒すと金が貰える

  • RPGの醍醐味である探索もしっかり宝箱など設置されており、探索の楽しみもある

  • 制作陣が堀井雄二、鳥山明、すぎやまこういちなどビックネームばかりの豪華キャストでBGMもキャラデザも秀逸

  • リレミトも実装されており、序盤を除き、目的をクリアしたら戻る手間がない

×悪い点

  • 薬草や宿屋は安価だが、武器や防具が物価高でなかなか買えない

  • レイアースより難易度は高いが、RPG中級者、上級者がやると2日もすればあっさりクリアできてしまう薄さ

  • 中断の書はあるが、ラダトームでしかセーブができない。うっかりすると巻き戻る

  • やり込み要素がない。竜王を倒したらエンディングになり、セーブデータも竜王討伐前になるが、裏ボスもないし、友達との対戦もない

  • ルーラがラダトームに戻るだけで他の街に行けないのがかなり不便 

  •  レベルが低いうちに奥地に行くとデスエンカになりやすい

○総評

RPGとしては王様!と言えるゲームの基礎。ドラクエは次作は100年後の話で、当然、初代の登場人物は故人になっており、初代の主人公の子孫と言うだけで、初代やらなきゃ分からないよ!とうわけでもない。やってれば物語がよくわかるかな程度。順番にやってなくても面白いという配慮ができるというのが地味にドラクエのスゴイところ。
私も実際、ドラクエをやったのは3からで1は薄いと聞いてたから、仕事(独身時代だったので)休みの時に1日ちょっとやって、攻略サイトを見ながらサクッとクリア出来たくらい。まるでチュートリアルに近いが、RPG初心者や子供も馴染めるゲームだとわかる作品。
これじゃ物足りないと思ったユーザーが多かったのか、2は難易度高めになっている。

○次回予告

星で発見たまごっち。これ、あまり個人的には評価は高くないゲーム。

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