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責任を追求して凹む

なにか悪いことが起こってしまって、そのとき明らかに自分が悪ければ素直に反省する訳だが、そうでない時、すなわち責任の所在が明らかでない時は困る。

そんな状況下ではストレスが溜まり、誰かを責めたい気持ちが湧く。これはごく自然な事だろう。ところが、責めようにも誰を責めて良いものか分からない。

一旦冷静になって責任を探す。いったい誰が悪いのか当時を振り返ってみる。すると、当然ながら自分の行動しか評価できない。相手の気持ちとか、行動の理由とか、自分以外は不明瞭なものが多すぎる。結局自分の悪いところしか見つからず、落ち込んでしまう。

相手の行動理由等を勝手に想像し、責め立てるのは倫理観に欠ける行為だ。だが心の健康を保つため、少し倫理観に遊びを持たせても構わないと主張したい。責任について考えないのが最も良いのでしょうけれど。

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