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衝撃ニュース? 実は死亡者の多いオミクロン株、軽症・弱毒は大うそ 重要ニュース(2021年2月8日分)

下の記事は正しいことを書いていますが、無知の人間を対象にした煽り記事ではないでしょうか?このことは私のような素人を含めて多くの専門家も予測していました。

要するに、母数が増えれば重症者も死亡者も増えるということです。確かに第5波と第6波において軽症者と重症者の定義は異なりますが、体力の弱い高齢者が数多く罹患すれば重症者も死亡者も確実に増えます。そして、現在その状況になっています。

ただし、第5波(上のグラフ)の青線には驚かされます。もし仮にこの記事のすべてが正しいとしたら、第6波の死亡者は予測よりもずっと多くなりやすくなります。この点が一番の新情報かもしれません。

何度も書きますが、とにかく油断しないことです。甘く見ないことです。そして、結論を急がないことです。もちろん、経済活動を止めることはできません。

なお、記事ソースのMSNは、米国のマイクロソフト社が運営するポータルサイトです。この会社にどこまで中立性があるかは私にはわかりません。

また、少し難しい内容ですので、繰り返し読んだり関連記事を読みませんと完全な理解は難しいかもしれません。



<記事の「全文」を抜粋しておきます。念のため一番下にリンク先も貼っておきます。なお、記事に出てくる「青いカーブ」とは一番上の記事表紙画像の青い曲線のことです。>

 2021年12月末に日本の新型コロナウイルス感染症総罹患者数は170万人余でした。

 それが2月第2週にはほぼ2倍の人数に急増しています。皆さん、そのように認識しておられましたか?

 事実が日本社会に正しく受け入れられないと、様々な2次、3次のリスクを引き起こす懸念が考えられます。

重症者が少ないのに医療逼迫のからくり

 オミクロン株は「弱毒」「そのうちカゼになる」といった(およそ非科学的な)楽観が1月半ば頃までは日本列島を覆っていました。

 しかし、いまそんなことが言える状況でしょうか?

「弱毒」「軽症」といった言葉は、まさに資産経済を左右する風聞同様、国民全体の防疫意識を脇の甘いものにした面があります。

 いまや1日10万人、東京都だけで2万人の確認陽性者、片やコロナ病床数は4万床程度(2月2日厚生労働省発表(https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000893627.pdf)。

 療養者総数は2月2日現在66万人を超え、伝染病なのに入院可能な総数は10%に満たない、根本的に成立していない状況のさなかに、日本のコロナ禍はあります。

 抑えるだけ抑えたいはずの入院者数は、それでも増えている。しかし大本営であるはずの厚労省が発表する「重症者数」は大して増えていません。

 第5波最大ピーク時のすでに4倍ほど患者は出ているのに、次ページのグラフを見ていただければ、すぐお分かりいただけると思いますが、重症者は半分程度、つまり単純計算すれば8分の1の「軽症」というお話になる。

 では、デルタよりさらに「弱毒」であるはずの「オミクロンでは、青いカーブはもっと低くてよいはずですが・・・。

 現実に死者数のカーブと重症者のカーブはほぼ重なっている。つまり10人に1人の死亡は、オリジナル武漢株やアルファ変異株時代に逆戻りしていることになる。

 オミクロンは「弱毒」だなんて、実は医療統計の致死率から見ると、全く実情を反映していないことが明らかになっている。

 死者の実数という、隠しようのない露骨な統計数値から一目瞭然なのです。いったいこれはどうしたことなのか?

軽症致死:「肺炎基準」はオミクロン株に通じない

 こうしたおかしな事態が発生している理由は、厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症COVID診療の手引き」にあります。

 2021年11月の第6.0版(https://www.mhlw.go.jp/content/000851077.pdf)をリンクしておきます。

 そこに記されている診断分類を抜き出してみましょう。

軽症:酸素飽和度96% 肺炎所見なし 呼吸困難なし

中等症1:酸素飽和度93%~96% 肺炎所見 呼吸不全なし

中等症2:酸素飽和度93%未満 肺炎所見 呼吸不全あり

重症:呼吸不全。集中治療室/人工呼吸器が必要

 要するに2021年11月時点になっても、COVIDは「新型コロナ肺炎」の重症度合いだけで患者を分類していることが分かります。

 この観点に立てば、肺炎になりにくいオミクロンは確かに「重症者が少ない」。そういう報道を残念なことに2月に入っても目にします。

 しかし実際、死んでるわけです。重症にもならないのに、なぜ?

 それはオミクロン感染が莫大な数となり、肺炎など起こさずとも、高齢者や糖尿病などの合併症、既往症のある患者がコロナ病床数を上回る勢いで急増しているからにほかなりません。

 そうした患者は「新型コロナ肺炎」的には軽症・中等症なまま、生命に危機が及ぶ病態を示して入院搬送、病床数が明らかに不足し、医療現場が逼迫しているのにほかなりません。

 肺炎的には「軽症致死」。

 これがオミクロン株(以降)の変異株が持つ最大のリスクと考えられます。

 オミクロン変異新型コロナウイルス感染症は、すでに「新型コロナ肺炎」ではありません。

 この病気は、生活習慣病など多様な合併症、既往症と相俟って、第5波以上に高い致死率を示しており、永続する後遺症も懸念される、別種の疾病になっている。

 厚労省発表のオープンデータに従う限り、「肺炎基準」で「弱毒」「軽症」といった情報を流すのは、限りなくフェイクに近い危険な状態と指摘せねばなりません。

 2022年度以降、国は新型コロナウイルス感染症の診断基準を、抜本的に再検討する必要があるでしょう。

<記事の抜粋はここまでです。>

実は死亡者の多いオミクロン株、軽症・弱毒は大うそ

実は死亡者の多いオミクロン株、軽症・弱毒は大うそ (msn.com)
実は死亡者の多いオミクロン株、軽症・弱毒は大うそ (msn.com)




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