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【研修医向け】ERサバイバル~ERナースはなぜ怖いのか考察してみた~

※タイトルは、全国の看護師さんに喧嘩を売っている訳ではありません。
「医者も看護師も大変だよね!わかる!でも研修医としてはここが辛いんだ〜」というノリです。ご了承ください。


研修医2年目の、あ、と申します。

全国の研修医の皆さんは、救急外来を任されることが非常に多いとおもいます。

救急外来でうまく振る舞えないからといって、自信をなくさないでください。医師の仕事はたくさんの種類があります。また今働いてる病院の環境やシステムがあっていない可能性も十分ありえます。「私は医者をやめた方がいいのかなぁ」と思わないでくださいね。自信を持ってください。

私は研修1年目の頃、当直が大大大嫌いでした。50回ほど経験した今でも嫌いです。

理由はたくさんあるのですが、まず迅速な判断を求められること、正確な鑑別疾患を上げることが必ずしも求められないこと、迅速且つ正確なコミュニケーションを求められること、看護師さんが怖い、などがあげられます。

最後の要素が1番ですね、、、笑

このnoteでは医療職の内情を書いているため、フィルターとして有料記事とさせていただきました。

<有料部分>
・医者と看護師の心の声、すれ違いの原因
・エピソードを踏まえたERで生き残るための傾向と対策
・救急外来、当直におすすめの本紹介(prではありません)、使い方
・当直survive のおすすめお供
・まとめ

当直に心身ともにお疲れ気味の研修医の先生がいれば、ぜひ読んでみてください。


まず、医師と看護師は医療職ですが、目指している方向が全く違います。
医師は「診断・治療をする」、看護師は「ケアをする、ERをまわす」に重きを置いています。
看護師としては、医師が正確な診断をすることよりも、帰宅・入院の判断を迅速にしERのベッドを空けること、指示を早急に正しく伝えることを求めているわけです。
だから、研修医がゆっくり本で鑑別疾患を調べてたらめちゃくちゃ怒られます!笑

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