【医学生向け】メンタル管理　マッチング編

おつかれさまです。
医学生のみなさんは、もうすぐマッチングの時期ですね。

マッチングって、普通の就活とシステムが違うし、医学部という小さいコミュニティの中で就活するのは特殊なストレスがかかります。

私は、マッチング中に病んでしまった経験があります。
その経験を活かし、メンタル管理についてこうすればよかったなということを少し書いていこうと思います。

1. マッチングの噂は、真実半分、嘘半分の気持ちで聞こう！

マッチングの時期になると、みんなの噂話が盛んになります。
「～～病院はめちゃくちゃきついらしい」
「～～病院は成績メインで選考するらしい」
「～～病院行った先輩が～～っていってた」
「◯月◯日までに履歴書おくらないと絶対落とされるらしい」

毎日、繰り広げられます笑
そういった情報に一喜一憂して、焦ったりした時期もありました。
しかし、実際研修医になってみて、
『あの情報絶対嘘だったじゃん！』という噂が結構多かったことに気づきました。

たとえば、～～病院はハイポorハイパーだという噂を聞いたとします。
先輩が言ってるんだから、本当だろうと思うかもしれませんが、
その先輩の性格に依存します。
先輩が怠け者系の人だったら、どんな病院だってハイパーだと思いがちですし、逆もしかりです。
病院見学を１，２日しただけでは、表面上のことしかわからないので、結局は働いてみないとわかりません。

あとは、「◯月入ってから履歴書出すと落ちる」という情報に振り回されたことがあるのですが、今考えるとありえません。
公式に発表している締切日が全てです。
そんな裏ルールがまかり通っているとしたら、当然マッチングのルールに反しているので、バレたら臨床研修病院剥奪もありえます。
病院もそこまでのリスクを負いたくないはずです。

今なら冷静に考えられるのですが、渦中にいると焦ってしまいますね。
マッチングの噂に、精神を持っていかれないようにしてくださいね！
「マッチングの噂は、信じすぎない！むしろ真実じゃない部分が多いかも？」
と自分を安心させてあげてくださいね。

２. 「俺～～病院受けるから」宣言は参考程度で聞こう

マッチングの履歴書提出の時期に、盛んに聞こえてくるセリフ
「俺は～～と〇〇併願で出すわ～、●●は受けない」

毎日聞こえてきますね。
探りを入れてくる人だったり、〇〇さん～～受けるんだって、みたいな噂も増えてきます。
「～～さんが受けるんだったら私受けたくない」
みたいな話も盛んに行われていて
そういう会話が本当にストレスで胃が痛かったです笑

これも先程と同じ理論で、参考程度で聞きましょう！
本当にその人がその通り希望を出してるかは、本人しかわかりません。
自分が聞かれたときも、他の人に本当のことを言う義務はないんです！

内緒、というのが嫌だったら
まだ迷ってるんだよね～、ゆっくり決めたいんだよね～
と流しましょう。